iPhoneの“折りたたみ・巻き取り”モデル誕生で一気に変化? 2020年代の新たなスマホシフトを読む

iPhoneの“折りたたみ・巻き取り”モデル誕生で一気に変化? 2020年代の新たなスマホシフトを読む

 長らくガラパゴス携帯(フィーチャー・フォン)が主流だった日本だが、2007年にiPhoneが登場すると一気にスマートフォンへのシフトが起こった。その時、すでに折りたたみ式や巻き取り式のスマホが誕生することは、運命づけられていたという説が海外で唱えられている。

 フォルダブル(折りたたみ式)とローラブル(巻き取り式)のスマホについて『TechTalkTV』は動画で解説している。

The First ROLLABLE Smartphone Is HERE

スマホ市場が成熟し多様な進化

 市場が成熟すると、スマホは折りたたみ式と巻き取りのそれぞれで多様化していくだろうと『Forbes』は伝えている(参考:https://www.forbes.com/sites/moorinsights/2021/01/29/smartphones–diversify-with-new-rollables-and-foldables-as-market-matures/?sh=78980f154367)。

 スマホは現在、過去10年間にPCが経験したのと同じ変革期にあるという。 PCは以前、デスクトップとラップトップという2つのカテゴリーだったが、現在は実に様々な形のものがある。スマホも同様に専門化と多様化の道を進んでいるという。

 現在、市場に出回っているような複数のヒンジがある設計の折りたたみ式・巻き取り式デバイスでは、閉じたり開いたりしてディスプレイを拡張する。折りたたみ式スマホでは、Samsungが先陣を切ったものの、2つのディスプレイの継ぎ目の耐久性に難があり、リコールが発生。仕切り直しを余儀なくされた。

 巻き取り式スマホは、折りたたみ式とは異なり、電動メカニズムで拡張する。この設計の問題点は、完全に開いた状態において構造の剛性を維持するのが難しいことだ。

 巻き取り式スマホは、折りたたみ式スマホを発展させたもので、コンバーチブルなスマホのコンセプトが進化していると同メディアは指摘する。折りたたみ式スマホや巻き取り式スマホが開発出来るようになる根本的なテクノロジーは、曲げたり巻き取ったりできるフレキシブル・ディスプレイを可能にするOLEDだ。

 しかし、ガラス技術はまだ完全にフレキシブルになるところまで進化しておらず、コンバーチブルデバイスは、損傷を受けやすい。これは、新たにスマホが多目的に使用できるように設計するための代償だ。

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる