5Gスマホは来年度に世界で5億台以上に iPhoneサプライヤー村田製作所が予測

5Gスマホは来年度に世界で5億台以上に iPhoneサプライヤー村田製作所が予測

 iPhone 12が世界的なヒットになっているが、同じく5Gが搭載されることが予想されるiPhone 13にも、大きな期待が寄せられている。日本の専門家も今後、急速に5Gが普及していくことを予見している。

村田製作所は休まず操業しiPhone 12の需要に対応

 5G iPhoneに欠かせない積層セラミックコンデンサ(MLCC)の世界最大手である村田製作所の中島規巨社長は「5Gスマートフォンは今年度は3億台、来年度には少なくとも5億台に増えると予想しています。増大する需要に対応するため、引き続き資本支出を行っていきます」と語った。

 村田製作所はiPhone 12の旺盛な需要に対応するために、工場の操業を休まずに続けると『Patently Apple』は伝えている(参考:https://www.patentlyapple.com/patently-apple/2021/01/apple-supplier-murata-is-building-out-production-of-key-multilayer-ceramic-capacitors-to-keep-up-with-demand-for-5g-iphones.html)。

 一方で、村田製作所の予想は過小評価だと一部のアナリストは考えていると『9to5Mac』は報じている(参考:https://9to5mac.com/2021/01/06/5g-phone-market/)。

 エース経済研究所アナリストの安田秀樹氏は、5Gフォンに対する消費者の意欲が予想を上回ったことから、今年のどの時点においても需要が減少するとは予想していないという。

世界スマホ市場はHuaweiが首位陥落し、Samsungが1位に

 世界のスマホ市場は、2020年第3四半期に合計3億5470万台を出荷し、2019年第3四半期に出荷された3億5850万台と比較して、前年比1.1%減少したと『IDC』は報告している(参考:https://www.idc.com/promo/smartphone-market-share/vendor)。

 スマホは世界の全ての地域に概ね行き渡り、市場は踊り場に入った感があり、今後は大幅に販売台数が伸びないと言われている。あとは競合メーカー同士のシェアの奪い合いだ。Appleは4170万台のiPhoneを販売し、世界シェア4位。前年比10.5%減少したが、主に新モデルiPhone 12シリーズの発売が遅れたことによるものだ。iPhone 11シリーズは引き続き好調で、iPhone SEが続いた。

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