正真正銘の名作RPG『ゼノギアス』 最高の設定資料集=プラモデルで作品の世界をもっと知ろう

 ゲームに出てくるものこそ、組み立て済みのフィギュアではなく、プラモデルであることに意味があると思う。プラモデルは自分で組み立てねばならない。組み立てることで、そのものの立体としての構造や形状をより精細に把握出来るのだ。ゲームの設定資料集を読むのが好きな人は多いだろう。プラモデルを組み立てることは、資料集を読み込むことよりももっとその世界を知ることができる。

 プラモデルを作り、自分のプレイの記憶を補完してもいい。たゲーム世界をより深く想像してもいい。作ることで新たに見えてくるものが必ずあるのがプラモデルだ。

 今回発売されるヴェルトールのプラモデルには、残念ながらイド形態への変形ギミックはない。しかしヴェルトールの背面を見てギミックを想像することが出来る。シタン先生のギアに剣を持たせて思い出に浸ることもできる(先生ホントに強かったな……)。ヴィエルジェを品よく立たせてみてわかる神々しさもある。大好きだったゲームの新しい世界を見せてくれるもののはずだ。

 この機会にプレイし直すのもいいだろう。手元に自分の手で組み立てたギアを置いて。

(※ゲーム画面はPlayStation公式サイトより)

■布村壮太
ジャニーズとガンダムを愛するMENSA会員。ガチャは出るまで回す派。Twitter

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