ゆうこす、てんちむ、パパラピーズ……YouTuberはコロナ禍のクリスマスをどう過ごした? ひとりディズニーから豪華女子会まで

YouTuberはコロナ禍のクリスマスをどう過ごす?

紗栄子「マネージャーとプレゼント交換」

 タレント・経営者の紗栄子は、YouTubeにもよく登場するマネージャー万太郎と、1万円以内でクリスマスプレゼント交換をする企画をアップ。

 今回お互いに時間がないなかで、相手が「欲しい」と話していたものの記憶を絞り出し、交換し合う。万太郎は紗栄子がなりたいと言っていた、あるキャラクターのグッズをプレゼント。受け取った紗栄子は「夢が叶った!」と大感激していた。

 一方で、紗栄子は万太郎が欲しいと話していたとある動物に会いに行く。さすがに動物をプレゼントすることはできないので、その動物に会うことで得られた「癒し」をそのまま感じられるような、大きなぬいぐるみをプレゼントした。

 プレゼント交換は、相手のことをどのくらい知っているかが試される。その点、このふたりはお互いの欲するものや喜ぶポイントをしっかりと分かり合えているようだ。ふたりとも、メインのプレゼントだけで喜んでもらえなかったときのために、サブプレゼントも用意していて、見ていて温かな気持ちになることができる動画だった。

パパラピーズ「クリスマスソングのパロディMV」

 今年もっともブレイクしたYouTuberの一組であるパパラピーズ(じんじん・タナカガ)は、ジャスティン・ビーバーとマライア・キャリーが2011年にリリースしたクリスマスの定番ソング『All I Want For Christmas Is You』のパロディMVをアップ。

 小道具の新聞に自分たちの写真を入れ、セットの細かい部分までこだわりを感じる本格的なMVに「タナカガちゃん美人過ぎる!」「クオリティ高い、幸せなクリスマスプレゼントをありがとう」と絶賛のコメントが寄せられた。

 動画最後にはおまけの撮影オフショットも付いていて、いつも通りのパパラピーズらしいやり取りが見られる。本格的ながらところどころくすっと笑える、そんなパパラピーズ感満載の元気がもらえる動画だった。

 一緒にパーティーしている気分になれる動画から、ただ見ていて笑顔になれる動画まで、それぞれのクリエイターらしさが発揮されたクリスマス動画。クリスマスを思う存分楽しめた人はもちろん、そうでなかった人もYouTuberのクリスマス動画を見ればきっと気持ちを盛り上げることができるだろう。これからもイベント系の動画には注目していきたい。

■渡邉まりこ
フリーライター。1991年生まれ。営業・美容関連の仕事を経てライターに転身。現在では女性ファッション誌・ライフスタイル・グルメ関連のWebメディア等を中心に執筆。

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