Apple、暴動発生のインドiPhone工場と取引一時停止 労働法に違反と判明

Apple、暴動発生のインドiPhone工場と取引一時停止 労働法に違反と判明

 Appleは、iPhone製造を委託するインド・ベンガルールにある工場で暴動が発生したのを受けて、状況が改善するまでWistronとの取引を一時停止することが分かった。

労働時間管理に不手際

 インド・カルナータカ州当局はWistronが労働法に違反したと断定したと『Apple Insider』は報じている(参考:https://appleinsider.com/articles/20/12/19/apple-puts-wistron-on-probation-over-india-factory-riot)。

 これを受けて、本社が台湾にあるWistronは、インドでの事業を監督していたバイスプレジデントを解任した。10カ月前に始動したばかりの工場が破壊され、Appleからの発注も保留になり、損失は莫大なものになる。

 Appleはまだ調査は進行中としながらも、従業員と独立監査人がこれまでに行った施設の調査で、Wistronが適切な労働時間管理の実施が出来ていないという点で、Appleのサプライヤー行動規範への違反が明らかになったとしている。

 Appleはサプライチェーンの全て人々が保護され、尊厳と敬意を持って扱われることを確実にしたいと考えており、非常に失望しており、これらの問題に対処するために迅速な措置を講じているという。それにはWistronが懲戒処分を行うこと、採用チームと給与支払いチームの再編成、従業員支援プログラムと苦情対応ホットラインの設置が含まれる。

適切・適時な支払いが行われず謝罪

 Wistronは「施設での不幸な出来事で、労働者に対して適切に適時に支払われていなかったことが分かりました。深く反省し、全ての労働者に謝罪します。チームメンバーの安全と幸福は、常に最優先事項であり、コアバリューです」という声明を発表した。

 工場での夜勤を終えた労働者およそ2000人が参加した12月12日の暴動では、工場施設のガラスが叩き割られたり、車両がひっくり返され火が放たれたりし、150人以上が逮捕された。

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