初の折りたたみ式iPhoneは2022年9月にローンチ? サプライヤーが示唆

初の折りたたみ式iPhoneは2022年9月にローンチ? サプライヤーが示唆

 Appleは、このところ折りたたみ式デバイスの特許を頻繁に取得しているが、初の折りたたみ式iPhoneは2022年9月にローンチの準備が整う可能性があることが分かった。

米国特許商標庁が、Appleの折りたたみ式デバイスの特許を公開

 米国特許商標庁が、Appleが新たに取得した折りたたみ式デバイスの特許を公開したと『Patently Apple』が11月24日に報じた(参考:https://www.patentlyapple.com/patently-apple/2020/11/apple-wins-a-foldable-device-patent-that-reveals-it-relates-to-a-folding-ipad.html)。

 ガラスレイヤーは部分的に薄い箇所があり、電子デバイスが完全に折りたたまれた状態で、第3のグラフィック出力が表示可能だという。

 また11月19日には「フレキシブルなディスプレイのデバイス」関連するAppleの継続的な特許出願の主だった更新についても報じられている(参考:https://www.patentlyapple.com/patently-apple/2020/11/apple-files-for-a-major-update-to-one-of-their-future-foldable-device-inventions.html)。

 2011年に始まり、これまで6回取得しており、2020年第3四半期の出願で7回目の特許取得を目指す。

ディスプレイはSamsung、ベアリングは新日興、組み立てはFoxconnか

 またAppleが将来の折りたたみ式デバイスの準備のために、複数のサプライチェーンパートナーと協力していると、台湾では伝えられている(参考:https://www.patentlyapple.com/patently-apple/2020/11/a-new-rumor-claims-that-apple-is-working-with-several-supply-chain-partners-in-preparing-for-future-foldable-devices.html)。

 折りたたみ式iPhoneの組み立てを行うのは、現在iPhone組み立てで最大のシェアを受け持っているFoxconnテクノロジー・グループになるという。

 初の折りたたみ式iPhoneのディスプレイには、OLEDまたはマイクロLEDテクノロジーの使用を検討しているとのことだ。Samsungがディスプレイを提供するという。

 初の折りたたみ式iPhoneのベアリングの研究開発は、過去にノートブック事業でAppleと高度な協力関係を築いてきた新日興が担当すると予想されている。新日興はベアリングの大量生産能力があるとされる。ノートパソコンのベアリングと比較して、難易度が高いため、高い収益も見込めるという。

折りたたみiPhoneは現在、目下テスト中?

 さらにAppleのサプライチェーンによると、Appleは現在、折りたたみ式デバイスのスクリーンやベアリング等の主要コンポーネントをテストしているという。

 ベアリングは折りたたみ式デバイスのフレキシビリティと拡張を提供するため、折りたたみ式iPhoneで重要な役割を果たす。

 これまで、ノートパソコンのベアリングの折りたたみテストの回数はおよそ2万~3万回、高級モデルで多くても5万回といったところだった。しかし、スマホのテストには10​​万回以上を要し、より厳格なものだ。

 Appleの最初の折りたたみ式iPhoneは2022年9月に準備が整う可能性があるという。Samsungや競合メーカーから、すでに複数の折りたたみ式スマホがリリースされているが、Appleもいよいよ、折りたたみ式iPhoneの具体的な製造向けて、動き出しているようだ。

■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。

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