端末を薄型化する特許をAppleが取得、折りたたみ式iPhoneとの関連性は?

端末を薄型化する特許をAppleが取得、折りたたみ式iPhoneとの関連性は?

 iPhoneは、ポケットに入れても気にならないほど薄くなった。しかし今後、さらに薄型化が可能になる新技術が発明されたことが分かった。

全く新しい薄型iPhoneデザイン

 「Appleが、アクセサリーや第2のデバイスの逆充電等に対応する全く新しい薄型iPhoneデザインを考案した」と『Patently Apple』は報じている(参考:https://www.patentlyapple.com/patently-apple/2020/10/apple-invents-a-whole-new-thinner-iphone-design-that-supports-reverse-charging-of-accessories-secondary-devices-and-more.html)。

 米国特許商標庁は、iPhoneを薄型化し、耐久性を高めるiPhoneの全く新しい構造に関連するAppleの特許を公開した。これは2019年7月に出願されたものだ。

 新しいデザインは逆充電とマグネットに対応し、Apple WatchやAirPodsケース等、他のデバイスを取り付けることが出来る。このデバイスは、背面のApple Pencilの接続にも対応するという。

 このような新しいiPhoneのデザインには、新しい素材と構造の使用、複雑なFaceIDと複数の背面カメラが必要になる。

磁気コンポーネントと外部環境が近接し、コスト削減や追加機能の提供が可能に

 Appleは、第1と第2の構造層は全て、グラスファイバー、カーボンファイバー、またはカーボンファイバーとグラスファイバーのハイブリッドを含む場合があると記している。他にも、構造層はスチール、チタン、アルミ等の金属を含む場合もあるという。

 機能コンポーネントは、外層の外面部分から約0.2mm未満になる。機能コンポーネントは、バッテリー、熱スプレッダに加え、多数のマグネット、アンテナ、ケーブル等からなる。

 さらに、複合デバイス・エンクロージャ機能コンポーネントを含めることで、これらのコンポーネントをデバイスの外面に近く配置できる。そして従来のエンクロージャ構造よりも近くなる。

 Appleはさらに、複合エンクロージャの機能コンポーネントを外部環境に近づけることで、コンポーネントの効率を向上させることが出来ると記している。例えば、複合エンクロージャが非接触充電コンポーネントを含む例では、非接触充電の効率を改善することができる。

 複合エンクロージャがマグネット機能コンポーネントを含む例では、機能コンポーネントの性能要件は、従来のエンクロージャを備えたデバイス内の同様のコンポーネントと比較して下げることができる。

 つまり、磁気コンポーネントと外部環境が近接しているため、弱い磁場でコンポーネントを使用して同様の結果を得ることができ、それによってコスト削減や追加機能の提供ができるという。

 このようなアクセサリーや第2デバイスの例には、キーボードやスタイラス等の入力デバイス、カバー、オーディオデバイス、ディスプレイデバイス、ウォッチ、携帯電話、タブレット、コンピューター等の電子デバイスが含まれる。

 マグネットを含むアクセサリーをアクティブな機能コンポーネントの範囲に配置すると、ホール効果センサーがトリガーされ、電子デバイスの機能コンポーネントに信号が自動的に送信されるという。

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