「格闘家 VS 街の喧嘩自慢」動画がYouTubeを席巻中 “朝倉未来フォーマット”が広がる理由とは

 初代K-1 WORLD GPウェルター級王者で、ボクシングへの転向を表明している久保優太は9月12日、「【朝倉未来公認企画】K-1王者が歌舞伎町の喧嘩自慢にオタクの格好でガチにスパーリングを申し込んでみた!!【喧嘩】」と題した動画を投稿した。

【朝倉未来公認企画】K-1王者が歌舞伎町の喧嘩自慢にオタクの格好でガチにスパーリングを申し込んでみた!!【喧嘩】

 本企画は、YouTubeチャンネルの再生回数が伸びない久保に対して、朝倉が送った「オタクの格好で治安の悪い所へ行って不良が声をかけてきたらスパーリングをすれば良い」というアドバイスをそのまま実行したもの。その結果、動画一本当たりの再生回数数万程度だった彼のチャンネルで突出して高い143万回再生を記録。朝倉がコンサルとしても優秀であることを立証した事例となった。

 これらの動画には、トップファイターが街の不良やアンチを真っ当に成敗するカタルシスとともに、対戦相手を単なるさらし者にしたり、いたずらに負傷させたりしないという落としどころが用意されている。さらなる視聴回数を……と、過激さを増してしまわないか、というのは懸念されるところだが、いずれにしてもこの“朝倉フォーマット”とでもいうべき類型の動画は、今後も格闘家YouTuberの間で量産されていくことだろう。

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