よしき、想いを伝える全力ラン! 流れ左右する中間告白の結果は?ーー『オオカミくんには騙されない』第5話

『オオカミくん』第5話レビュー

 まずは、前回のおさらいから。第4話では、各々のアプローチが加速した。よしき(藤枝喜輝)はひとみ(中澤瞳)にアタックするが、彼女はマサ(Masafumi)との間で揺れていた。ゆら(染野有来)はカイト(Kaito)に想いを寄せるも、彼はありさ(松永有紗)を映像制作の相手に選ぶ。どちらの恋も、思い通りにはいかない様子。

 また、がく(押田岳)とそうま(平原颯馬)がノア(佐藤ノア)とデートを行い、ノアはどちらを選ぶのか、気になるところ。そして、慎重な姿勢を見せるマリカ(世良マリカ)はどう動く……?

 そして、第5話がスタート。中間告白の前日、皆が集合したときにマリカから太陽LINEが届く。よしきに向けて「相談したいことがあるので、アトリエの外で会いませんか?」との内容だった。「相談って……?」と皆が困惑するなか、よしきはマリカの元へ。

 マリカは、「私はマサくんだと思ってたけど、全然感情がわからなくなって気持ちが薄くなっていって……。もう一人の気になる人が、自分の中で大きくなっていって、好きになりそう。それがよしき」とストレートに告白。ひとみとの関係が進展していく姿を見るなかで、自分の気持ちに気づいたのだという。

 そんななか、よしきの映像制作が動き出す。相手役には誰を選ぶのか? と気になるところだったが、やはり想いは固いのか、ひとみを選ぶことになった。しかしそこで、マサが月LINEを使用! ひとみを呼び出し、デートに連れ出す。マサが持参した花火を2人で楽しみながら、「ひとみのことがめっちゃ好きなのね」と告白。よしきのことを大切に思いながらも、嫉妬心や対抗意識もあったと打ち明ける。これまでは想いをあらわにしなかったが、ついにマサが動き出したことで、ひとみの想いはどちらに傾くのか……。

 そして、よしきの映像撮影が始まる。「気温35度の猛暑のなか、12キロを走る」というハードなプランを選んだよしきの頑張りを観ながら、そうまはひとみに「ひとみのために走ってるんだよ」、がくはよしきに「絶対振り向いてくれるよ。大逆転狙っていこう」とエールを送る。さらに、走り切ったよしきが、自分の動いた軌跡でハートを描いていたことが判明。体を張ったサインに、ひとみは涙ぐむ。

 その後は、女子が脱落してほしくない男子に想いを伝える「赤いお守りタイム」。マリカはよしきに「好きだとわかった」と精いっぱいの気持ちを込めてお守りを渡す。ありさとゆらはカイトにお守りを渡すが、表情は正反対。ありさは笑顔で、ゆらは「カイトくんの気持ちはわかってる。今日が大きな区切りだと思ってる。だから、最後の最後に想いを伝えました」と目を赤くしながら語る。中間告白前に、切ない幕切れとなってしまった……。

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