iPhone 12 ProにProMotionディスプレイは採用されない? リリース時期は9月より遅れるかも

iPhone 12 ProにProMotionディスプレイは採用されない? リリース時期は9月より遅れるかも

 例年9月に発表とリリースがある新型iPhoneの仕様は、通常は7月頃にはほぼ確定していると考えられる。iPhone 12シリーズの仕様もほぼ確定していると見られるが、ディスプレイに関して新情報がリークした。

iPhone 12 Proは価格据え置き?

 iPhone 12シリーズの基本仕様に関しては、ディスプレイを専門に調査する企業DSCCのアナリストRoss Young氏が、5月18日付で諸々のリーク情報をまとめた決定版とも言えるスペック表を公開していた(下の表を参照)。その表によれば、周知の通り、iPhone 12シリーズは下位機種2モデルと上位機種2モデルの4機種体制になり、具体的な仕様は以下のように要約できる。

DSCC「iPhone 12 and Foldable Galaxy Leaks」より

・ミニマムスペックのiPhone 12は5.4インチのOLEDディスプレイを採用。リアカメラは2基実装され、チップには最新型のA14 Bionicチップを採用。5G対応帯域はsub6のみ。価格は649ドル(約70,000円)から。

・iPhone 12 MaxはiPhone 12のほぼ同様の仕様ながら、ディスプレイサイズが大きくなり6インチとなる。価格は749(約80,000円)ドルから。

・上位機種のiPhone 12 Proは6インチのOLEDディスプレイに加えて、トリプルリアカメラと最新のiPad Proに搭載されたLiDARスキャナを実装。5G対応帯域はsub6とミリ波。搭載チップはA14 Bionicチップ。価格は999ドル(約10,7000円)から。

・最上位モデルのiPhone 12 Pro MaxはiPhone 12 Proの仕様を継承したうえで、ディスプレイサイズが6.7インチとなる。価格は1099ドル(約118,000円)ドルから。

 以上の仕様は、これまでリークされた情報をまとめたものなので、決定的に新しい情報は特に含まれていない。注目すべきは、iPhone 12 Proの価格である。999ドルというのは、iPhone 11 Proの価格設定と同じなのだ。LiDARスキャナが実装されて、ふたつの5G帯域に対応しながらも価格が据え置きというのは、その性能の割に安いと言える。

 以上のスペック表はあくまでリーク情報をまとめたものなので、実際にリリースされるiPhone 12シリーズの仕様と異なる可能性がある。しかしながら、このスペック表の内容は発表された日付が5月という点を考慮したとしても、極めて穏当かつ妥当だと言える。

ProMotionディスプレイの採用は2021年以降か

 前述のスペック表を公開したYoung氏は1日、ProMtionディスプレイを実装すると予想されるスマホの一覧表をツイートした(下のツイート参照)。ProMotionディスプレイとは、リフレッシュレートが120Hz(「1秒間に120回ディスプレイを描画する」という意味)を特徴としている。リフレッシュレートが高い数値だと動画が滑らかに表示される一方で、消費電力が大きくなる。こうしたProMotionディスプレイがiPhone 12 Proで採用されるという説は、例えばiPhone SE 2020の仕様をほぼ的中させたJon Prosser氏などが唱えていた

 Young氏の一覧表には、Google Pixel 5やOnePlus 8 Proというモデル名が並ぶ一方で、iPhone 12 Proは記載されていない。この点に関しては、「いずれの情報筋も、120HzのiPhone 12 Pro(がリリースされること)を裏付けることができなかった」とツイートにコメントを添えている。コメントはさらに「2021年には(実装される)と情報筋は話した」と続いている。

 スマホ専門ニュースメディア『phoneArena』は1日、以上のYoung氏のツイートを引用した記事を公開した。この記事ではPixel 5に言及しており、同スマホはProMotionディスプレイを採用する一方で、顔認証に代わって指紋認証を実装して価格を抑制するのではないか、と述べている。顔認証に関しては、コロナ禍により外出時のマスク着用が常識となったために不便な機能と見なされる傾向が強まっているので、その廃止には現実味がある。

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