iPhone 12は充電器が別売に? 付属品の大幅削減は“環境対策”か、それとも“巧妙な値上げ”か

iPhone 12は充電器が別売に? 付属品の大幅削減は“環境対策”か、それとも“巧妙な値上げ”か

 今秋リリースされると予想されているiPhone 12は、電源アダプタが別売りになる可能性があることが分かった。

金融機関が予測も「不便だ」との意見続出

 『MacRumor』は、イギリスの金融機関Barclaysのアナリストが「Appleの複数サプライヤーの話に基づいて、電源アダプタは同梱されず、USB-C-Lightningケーブルのみになる」と予測していることを報じた。

 Appleが電源アダプタを含めないのは、たしかに環境にとってメリットはある。だが、『MacRumor』は「予備のUSB-C電源アダプタを持たない顧客にとっては、明らかに不便だ」と指摘する(参考:https://www.macrumors.com/2020/06/25/iphone-12-could-drop-charger-barclays/)。

価格を維持するために、5Gコストを相殺

 『TF International Securities』の著名アナリスト、ミンチー・クオ氏も「電源アダプタが別売になるだろう」と報告している。

 クオ氏によると、AppleはiPhone 12をiPhone 11と同等の価格で販売し続けることを望んでおり、同梱のアクセサリーを減らし5Gネットワ​​ーク・コンポーネントのコストを相殺させることを意図しているという。

 クオ氏は「EarPodsも同梱されない」と予測している。付属品の数が減るため、箱のサイズはおそらく大幅にを小型化し、輸送コストが削減され、環境にも優しくなるだろう。

 別売の電源アダプタは、18Wのものが2800円、5Wなら1800円だが、クオ氏は「5Wと18Wの充電器は廃止になり、新たに20Wモデルが登場する」と予想。そのうえで「新しい20Wの充電アダプタのフォームファクタは18Wのものと同様で、高速充電用のUSB-C Power Deliveryを備えている。Appleは今年後半に、iPhone SE(第2世代)に5W電源アダプタを同梱するのをやめる」という(参考:https://www.macrumors.com/2020/06/28/kuo-no-charger-in-iphone-12-box/)。

iPadには、電源アダプタが付属する模様

 また、iPhone 12にLightningケーブルが同梱されるかどうかについて、『9to5Mac』は「まだ定かではない」としている(参考:https://9to5mac.com/2020/06/28/iphone-12-no-earbuds-power-adapter/)。

 今年後半にリリースされる、新しい10.8インチのiPadと2021年前半の8.5インチのiPad miniといった次期iPadラインについて、クオ氏は「電源アダプタが引き続き付属する」と考えているようだ。

 頻繁に買い換えをしているiPhoneユーザーの多くは、すでに十分なだけの充電器とイヤフォンを持っていて、実際のところ不便ではないかもしれない。『9to5Mac』は「しかし、それは『Appleがあらゆるアクセサリーを値上げしようとしている』という、コミュニティーの不満につながる」という見方を示している。

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