本田翼が持つ“YouTuberとしての魅力”とは? 「ほんだのばいく」200万人登録突破を機に分析

 2月20日に放送された『ぐるぐるナインティナイン2時間SP』(日本テレビ系)で、本田は「(動画編集を)自分でやっています。効果音のタイミングに何よりもこだわっています。素材も自分で探しています」と発言している。ドラマ、映画、バラエティに引っ張りだこの一流芸能人が、裏方作業もいとわず動画制作に没頭している事実は、それだけで好感が持てるというもの。

 おまけに自作の編集はいずれもハイセンス。朝のメイク風景を撮影した動画「24万8千2百円を払う日の朝」では、レトロゲーム風のBGMと効果音を取り入れるなど、“らしさ”も存分に出している。また、自分で編集することを前提に考えているためか、しゃべり方やカメラの画角(がかく)がいかにもYouTuber的で非常に見やすい。

 このように「ほんだのばいく」は、編集、アングル、動画での振舞い含め、テレビタレントの延長線上ではない、“YouTuberとしての本田翼”を見られる唯一のプラットフォームであるからこそ、厚く支持されているのではないだろうか。

 ちなみに、冒頭で触れた登録者数200万人を喜ぶインスタグラムの投稿には、次のようにも書かれていた。

「記念になにかしようとは思うのですが、未だに思いつく気配はありません。このまま風化するかもしれません。でもこの嬉しい気持ちは忘れません」

 緊急事態宣言が全面解除され、少しずつ芸能界も平常運転に戻りつつある現在。自粛期間中と同じようにYouTubeを更新することは難しいかもしれないが、本田が200万人突破後に、どんな動画を投稿するのか注目していきたい。

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