新型コロナ禍で話題の伝染病ゲーム『Plague.Inc.』 “シミュレーションゲームとしての面白さ”を解説

ワンプレイは短く、繰り返し遊べる中毒性

 『Plague.Inc』はゲーム開始前に3段階の難易度選択のほかに、自分がどんな種類の伝染病でプレイするかを選択する。ゲームをインストールした直後には”バクテリア”しか選べないが、一定難易度以上でクリアをすると”ウイルス”や”真菌”といった新しい選択肢がある状態でゲームをはじめられるようになる。伝染病によって性質が異なるため、繰り返しプレイしてもそれぞれ異なる戦略が求められるというわけだ。

 『『Plague.Inc. -伝染病株式会社-』はApp Storeで120円で販売中(Android版基本無料)、またPC版にあたる『Plague Inc: Evolved』もSteamにて1,680円で配信中となっている。

 このゲームで感染症の勉強をすることはできないが、感染症に対する知識がクリアに向けて役立つ面は大いにある。日々うんざりしながらも、自分と周囲の人々を守るため情報収拾を続けている人は、ゲームと割り切り、思い切って本作をプレイしてみると、いい気分転換になるかもしれない。

■カードゲーム芸人
トレーディングカードやボードゲーム関連の動画を中心にYouTubeで発信しているYouTuber。現在は動画・デジタルゲームジャンルの記事を専門とするライターとしても活動中。
Twitter:@cardgamer_nooma

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