配信者界隈でブーム&花江夏樹や古川未鈴も挑戦! “壺男の再来”『Jump King』の悪魔的魅力

実況者でブーム『Jump King』の魅力

配信界隈で注目を浴びる『Jump King』の存在

 『Jump King』の高い難易度は配信界隈でも話題を呼んでいる。声優の花江夏樹はリリース直後の2019年6月、自身のYouTubeチャンネルでプレイ実況を配信。編集担当のリモーネ先生と1ジャンプごとに交代しつつ、1時間強にわたって同タイトルをプレイした。同配信では全体の3割ほどのところでギブアップを選択。残念ながらクリアまでは至らなかった。その後、同チャンネルに続編となる動画はあがっていない。花江夏樹がクリアできたのか、真相は闇の中だ。

【Jump King】声優 花江夏樹が誕生日の勢いで頂上を目指す!!!【特別回】

 また本格的にカルチャームーブメントとなり始めた最近では、アイドル界からのチャレンジャーも登場した。でんぱ組.Incの赤色担当・古川未鈴だ。彼女は自身のTwitchチャンネルにて『Jump King』の実況配信をおこない、そのダイジェスト動画をYouTubeへと投稿している。5月27日時点で公開されている全2編、約30分の動画ではいまだクリアへと至っていないが、本編となるTwitch上の配信では5月23日についにクリアへと到達。日にちをまたいでのクリアであるため、厳密な数字ではないが、概算で21時間40分ほどを費やしての目標達成となった。

JumpKing限界ながらも諦めない気持ちでプレイしましたPart1

 さらに5月中旬には、ゲーム配信者カテゴリーから“うんこちゃん”こと加藤純一が参戦。グラビアアイドル・水沢柚乃のクリア時間(27時間)には絶対に負けられないとゲーム配信者としてのプライドをのぞかせながら、15時間弱でクリアへと到達した。

jump king クリアするまでやってよかった。

 このように『Jump King』はマゾゲーの系譜を組むタイトルとして大きな広がりを見せている。原点回帰のシンプルなゲームデザインながら、これだけのプレイヤーに愛されている同タイトル。ライトな操作性とハードな難易度のあいだに横たわる絶妙な遊び心こそが『Jump King』の魅力だと言えそうだ。

■結木千尋
ユウキチヒロ。多趣味なフリーライター。
執筆領域は音楽、ゲーム、グルメ、テクノロジーなど。カルチャー系を中心に幅広いジャンルで執筆をおこなう。
人当たりのいい人見知りだが、絶対に信じてもらえないタイプ。Twitter:@yuuki_chihiro

■ゲーム情報
『Jump King』
ジャンル:アクション
価格:1,599円
対応プラットフォーム:PC(Steam)
開発元:Nexile
※システム要件についてはSteam内タイトルページを参照

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