社長×夢×志遠の奇想天外なラブロマンスの行方は? 『テラスハウス』第36話未公開映像

「本能のまま生きてる」

 『テラスハウス』東京編が佳境を迎えているーーと言い切ってもいいのではないかと思うほど、今とにかく面白い。ここ最近のジェットコースター並みに疾走感がある恋愛模様と刺激的で飽きさせない内容、目を見張るというかもはや意味がわからない光景の数々、盆と正月が一緒に来たような目まぐるしさ……等々、どこからツッコミを入れたらいいのかわからないほど、盛りだくさんな展開となっている。それもこれも、すべてはこの男・俊幸が入居してくれたおかげではないだろうか。

 俊幸は、時に「社長」であり、時に「にぃにぃ」でもあり、時に「廊下のモンスター」にまでなる。この愛称の多さからもわかるように、彼はスタジオメンバーから非常に愛されている。その人気っぷりは、一時、スタジオの女性陣で「にぃにぃガールズ」が結成されるほどだ(にぃにぃの“リップクリームキッス事件”にドン引きし、一瞬で解散。そして「ガパオシスターズ」に乗り換えられてしまったが)。しかも、俊幸は鋼のメンタルも兼ね備えているため、スタジオメンバーや視聴者から「気持ち悪い」と非難されたり、本気の悲鳴が上がったりと、どんなに言動をけなされても、へこたれない。むしろ、それすらも自らネタとして昇華し、どんどん発信していく。俊幸は決して憎みきれない。そう、彼は間違いなく、東京編の(モン)スターなのだ。

 そんな俊幸の魅力は以前のコラム(参考:聡太との共通点から感じる社長への期待 『テラスハウス』第33話未公開映像)でたっぷりと書き綴ったので、今回は夢を巡る志遠との三角関係に着目したい。

 36th WEEKの未公開映像で、動物の話題になり、夢が「(夢を動物に例えるなら)なにっぽい?」と志遠と俊幸に尋ねる。志遠は「猫」、俊幸は「うさぎ」と回答。ここから、それぞれを動物に例える流れに。志遠から連想される動物をあげることになり、夢は「レッサーパンダ」、俊幸は「キリン」と言い、理由を口にしていく。そして、最後に俊幸の番が回ってきた。「えー……ない!」と投げる夢に、「“ない”はヤバイ」と苦笑する俊幸。考えた末に二人が出した答えは、志遠が「チーター」、夢が「猿」だった。

 その理由を知りたがる俊幸に、「チーター」と見立てた志遠は「獲物を見つけたらなんか鋭い目をして。(行動が)早いし、まず。ずっと追いかけるし」と笑う。これはおそらく、夢に対する俊幸の態度を言い表しているのだろう。一方で、「猿」と評した夢は「なんか本能のまま生きてるから(笑)」と声を弾ませる。これには俊幸も流石に頭を抱えていた。

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