とおる&コア、まさかの結果に涙!? 脱落発表が切なすぎる『月とオオカミちゃんには騙されない』第8話

『月とオオカミちゃん』第8話レビュー

 『オオカミ』シリーズで、避けては通れない脱落発表。今回のメンバー11人にも、ついにこの日が訪れてしまった。第8話は、「1時間 脱落間SP」と題し、通常の約2倍の時間をかけて最大の試練を描く。涙なしでは観られない“神回”に、多くの視聴者が打ちのめされてしまったことだろう。

 まずは、第7話のおさらい。コア(Novel Core)とヒナ(Hina)の間に食い込もうとするしょうたろう(岡田翔大郎)、ルーク(岸本ルーク)、りおん(岡本莉音)。とおる(堀江亨)とナナ(加藤ナナ)が両想いと知っていても、気持ちに整理がつかないあずさ(大原梓)……。第7話は、りおんがコアに“太陽LINE”を送ったところで幕を閉じた。

 そして第8話は、その続き。脱落発表の前に、りおんとコアのデート、ルークとヒナのデート、とおるとナナのデート、といった3種類のデートが描かれる。

 まず登場するのは、りおんとコア。デートの場所は、すみだ水族館だ。音声ガイドのイヤホンを片耳ずつつけてシェアしたり、りおんが「誕プレ持ってきたの」とコアに“半身浴用の枕”を贈ったりと、2人の仲が進展!? 「コアと出かけられたら楽しいと思ってたけど、今日は楽しかった。もっと知りたいと思った……よ!」と茶化して話すりおんに、コアは「照れるわ」とはにかむ。りおんも「こちとらも。照れます……」となんだかいい雰囲気に。

 実はデートの最中に、渡米中のとおるから「ナナ、帰国したら会ってもらえませんか?」と太陽LINEが回り、コアは「大丈夫?」ととおるのことを好きだったりおんを気遣っていた。だが、りおんはもう吹っ切れた様子。その表情からも、コアへの気持ちが本物だということが伝わってくる。

 ただ、2人のデートはハッピーなだけでは終わらない。今度はルークから“月LINE”が回り、コアは「ヒナ(宛)だと思う……」と表情を曇らせる。やはりまだまだ、コアのヒナへの想いは固そうだ。りおんも承知の上だろうが、やはりその面持ちは神妙。

 そして、次の舞台は雨が降る原宿のカフェ・リシュー。月とオオカミをモチーフにした3Dラテアートを楽しむ2人だったが、意を決したルークが「俺にも可能性あるのかなと思って……」とヒナに質問。ヒナは、言葉を選びながら「何ていう言葉が一番伝わるかはわかんないけど、ルークの気持ちに応えることはできないかなって……」と自分の意思を伝える。ショックを受けながらも、「ヒナがそう選んだなら一番いいと思うよ。考えて頭いっぱいになってたのは、みんなわかってる」と明るく振舞おうとするルーク。そんな彼に、「ルークはすごく優しくて、いつも自分よりみんなのことを考えてる。自分のために残りの時間を過ごしてほしい」と声をかけるヒナ。その気遣いが余計に切ない……。

 最後は、なんとテニスコート。ついにとおるのテニス姿が公開された! そこにやってきたのは、もちろんナナだ。「帰国して一番早く会いたかった」とストレートに想いを伝えるとおるに、ナナが「え、ちょっと何て言ったか聞こえなかった(笑)」と返すなど、一緒にいられない期間をものともしないラブラブっぷり。とおるがナナにテニスを教え、2人で試合を行う微笑ましい姿に、スタジオのゲストたちもほっこり。とおるのカッコいいプレーにも注目だ。

 喜びと悲しみーー。三者三様のデートを終えて、いよいよ運命の日がやってくる。脱落発表の日、集まった11人。会場に置かれた赤い封筒には、「脱落したメンバーがもし復活したとしても、戻ってこられるのは最終告白とその前日の2日間のみ」という残酷な宣告が記されていた……。11人全員で『TGC』には出られないと知り、「みんなで出られると思ったのに……」と泣き出すヒナたち。これまでの努力が報われないという、あまりにも過酷なルールだ。

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