『月とオオカミちゃんには騙されない』異例づくしの第1話 ヒナ、あずさ、とおるに人気が集中し波乱の幕開け

『月とオオカミちゃん』第1話レビュー

 第1話では、恒例の「赤いブレスレット作戦」や「光のアミダ」、「アトリエ作業」が行われ、それぞれ意中の相手に積極的にアプローチする姿が印象的だった。男性メンバーが、第一印象でお気に入りの女子に赤いブレスレットをプレゼントする「赤いブレスレット作戦」では、ルーク(岸本ルーク)、コア(Novel Core)、しょうたろう(岡田翔大郎)が不思議な魅力を持つヒナ(Hina)へ、りょうすけ(曽田陵介)、とおる(堀江亨)は博多弁が印象的なあずさ(大原梓)へアピール。人気が二人の女子に集中するという異例の事態となった。

 さらに“運命を感じさせる”「光のアミダ」では、あみだくじによって決められた5組の男女ペアが、二人きりで話す特別な時間をそれぞれ堪能していく。ペアから漏れてしまったヒナには赤い手紙が渡され、そこには気になる男子一名を指名して、ツーショットタイムをとる権利を与えるという内容が記されていた。ヒナは迷いつつも、第一印象で名前を挙げていたしょうたろうを呼び出す。しょうたろうは嬉しそうに頬を緩めながら、ヒナのもとへ登場した。また「アトリエ作業」では、今回のミッションとして、アパレルショップの立ち上げが命じられる。学生時代に服飾を勉強していたあずさがリーダーに抜擢され、みんなを引っ張っていくことになった。

 前回の『オオカミちゃんには騙されない』とは打って変わって、女子メンバーの積極性が目立つ新シリーズ。コアとりおん(岡本莉音)が話しているところにりこ(莉子)が割って入るように話しかけにいったり、とおるを気になっているというナナ(加藤ナナ)が態度で示すかのように彼だけをじっと見つめたり、自ら恋をリードする女子が多い印象だ。さらに、今まで男子の中から選抜されていた「アトリエ作業」のリーダーに、今回は初めて女子が任命され、異例の展開続きにスタジオから驚きの声が上がっていた。

 また、女子メンバー6人中4人が気になる人に「とおる」をあげるなど、今回は男女ともに一定のメンバーに人気が集中している。これまでは、お互い同じ人を好きになりたくないという気持ちも働いてか、こんなにも意中の相手が被ることはなかった。しかし、“オオカミちゃん”が混じっているかつ、女子メンバーの人数が多い『月とオオカミちゃんには騙されない』では、男女ともに好きな人が被ることをあまり気にせず、各々が積極的に好意を寄せる相手に気持ちをぶつけている。

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