『テラスハウス』東京編・第22話ーー愛華が花のライバルに!? 春花の卒業宣言も

『テラスハウス』東京編・第22話レビュー

 凌が帰宅すると、ダイニングにいたのは、花一人。すぐに春花も上から降りてきて、花と塩ラタトゥイユを作る話をしていたと口にする。材料を買いに行きたいと呟く花に、春花が気を利かせて、凌にスーパーを案内してもらったら? と提案。春花のナイスアシストの甲斐あって、花は凌と買い物へ出かけることに成功し、束の間の二人きりの時間を楽しんだ。帰宅後は、花の手料理に舌鼓をうつ凌と春花。ペロッと平らげた凌は「おかわりしたい、これ」と目を輝かせ、二杯目も美味しそうに頬張っていく。その姿に花も嬉しそうな表情を浮かべていた。

 『twelv.』というバーには、ペッペの姿が。『週刊ビッグコミックスピリッツ』の副編集長から先輩漫画家である浅野いにおと真鍋昌平を紹介してもらっていた。これから連載をスタートするにあたっての心構えを教えていく浅野と真鍋。真鍋は「最初に色眼鏡で見られて、風化されてしまったらもったいない」と、ペッペがモデルとしての活躍や『テラスハウス』への出演など、ほかの部分で注目されすぎて、純粋に漫画家として評価されないで終わってしまう可能性を危惧する。一方で、浅野は「ペッペ自身の自己紹介に引っかかって読む人は多いけれど、ずっとそれではいられないから」「普通の新人とは違うハードルがあると思う」とペッペの置かれている状況を分析し、アドバイスを送った。ペッペにとって大きな一歩となる週刊誌での連載は、紙面に載ったその瞬間からしばらくは正念場となりそうだ。

 テラスハウスでは、キッチンで春花がおでんを作っていた。ゆで卵の数が多いため、愛華に手伝いを頼む春花。二人は殻を剥きながら、恋バナに花を咲かせる。愛華は、男子メンバーの中では凌が最も話しやすいと打ち明け、なんとなく気があるような雰囲気を醸し出した。しかし、花が凌を好きなことを知っているため、少しためらっているようだ。「凌くん、カッコイイと思うんだよな、すごく。多分、一番カッコイイな」と口にする愛華は、今は流佳よりも凌が気になっているように見えてしまう。またペッペの話題になると、春花がペッペを男として意識できるかはまだわからないとぶっちゃける。二人とも、自身の恋愛にいまいち踏み込みきれないようだ。

 その後、愛華は、花と二人で凌の試合を見に行くことに。凌の写真が一面に映し出されたグッズTシャツを持って応援する愛華。一方で、花は試合する凌の姿に釘付けとなり、終始「ヤバイ!」「カッコイイ」と興奮していた。

 その夜、ダイニングに集まる凌以外のテラスハウスメンバー5人。愛華は、「凌くん帰ってくるまで、毎日これ着るね」という文章とともに、凌のグッズTシャツを身につけた写真を本人に送ったというエピソードを嬉しそうに話し始める。愛華はそのまま、凌とのやりとりを読み上げていき、「今度おいしいもの奢る」など、デートを示唆する内容も公開。隣にいた花は愛想笑いをしながらも、表情が少し引きつっていた。愛華が離席した後、思わず春花にモヤモヤする気持ちを吐露した花。凌との恋にあまり自信が持てない花は、より不安になってしまったのかもしれない。

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