『バチェラー・ジャパン』シーズン3・第7話ーーローズセレモニー直前の“騒動”でまさかの結末に

 『バチェラー・ジャパン』S3、EP7レビュー

「俺、今日バラ渡さへんわ」

 ローズセレモニー直前の友永のこの発言により、エピソード7は予想外の結末を見せた。

 冒頭のインタビューで友永は、「結婚生活をどれだけ想像させてくれるか。自分のイメージと現実をちゃんと確かめようと思ってます」とコメント。一方、女性たちは友永への想いや最後のデートへの不安を口にした。

 「涙があるような最後のデートはいらない」と話す友永は、グループデートに岩間恵、水田あゆみ、中川友里、田尻夏樹を誘う。内容は、ウエディングドレスを着て、友永と2ショット撮影をするというもの。ウエディングドレスを選んだ4人は、一人ずつ友永の前へと現れる。照れながらも、それぞれ魅力的な表情を見せる4人。ウエディングドレス姿の彼女らに、思わず見惚れてデレデレしてしまう友永も印象的だった。

 グループデートの後、岩間を指名して連れ出した友永。前回岩間は、友永から「(俺のこと)どう思ってる?」と聞かれたとき、うまく想いを伝えることができず、お互いにモヤモヤする結果となってしまった。だが今回、最初のデート以降も、友永が自分のことをずっと気にかけてくれていたことを知り、岩間は抱えていた不安をすべて正直に明かすことを決意。

 互いの思いを打ち明けたことで、友永と岩間の距離は急激に縮まっていく。タキシード姿の友永が突然プールに飛び込んだときも、岩間は彼の「無茶苦茶なことに付いてきてほしい」という思いに応えるように、ウエディングドレスのままプールへ飛び込んだ。抱き合う二人の表情は安心感に満ちていて、心が通じ合っているようだ。

 二人で過ごす時間の中で、ふと友永の頬にキスをする岩間。インタビューで、彼女はそのときの感情について「家族の話もして、『会いたいよ』って言ってくれて、気持ちがちょっと高ぶりました」と振り返っている。キスされた友永は岩間をじっと見つめて、彼女の想いに応えるように頬に口づけを返す。エピソード4で友永は、「キスしてほしい」という岩間の願いをやんわりと断っていた。そんな友永が、はじめて自分からした熱いキス。それは、岩間への愛おしさで満ちていたように見えた。

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