Pixel 4の前面デザイン画像がリーク ToFセンサー実装&ジェスチャーコントロール実現か?

アンビエントコンピューティングという提案

 ところで、一部からは「iPhoneキラー」とも称されるPixelシリーズをリリースし続けることによって、Googleはどこに向かおうとしているのか。この疑問に対しては、テック系メディア『The Verge』が5月に公開した記事が参考になる。この記事では、Googleのハードウェア部門を率いるRick Osterloh氏にインタビューして、同社のハードウェア事業の核心に迫っている。

 同氏は、同社のハードウェアのラインナップは将来的にはひとつのコンセプトのもとに統一されると考えている。その統一コンセプトは、「アンビエントコンピューティング」(アンビエント[ambient]は「周囲の」「環境の」という意味の英単語)と呼ばれる。このコンセプトはコンピューティング機能を「持ち運ぶ(モバイル)」ことを超えて、ユーザの周囲をコンピューティングで取り囲むことを意味する。もっと具体的に言えば、Google Home、Pixel、そしてGoogle Nest HubといったGoogleハードウェア製品で常時ユーザを支援することを目指しているのだ。そして、こうしたハードウェアを連携させるものとして機能するのがGoogleアシスタントだ。ユーザーは、近くにあるGoogleハードウェアに対して話しかければ何らかのレスポンスがいつでも返ってくるというわけである。

 アンビエントコンピューティングというアイデアから見れば、Pixelシリーズはその一角を担うものに過ぎない。そして、このアイデアを推進することで、Googleは同社が考える新しいライフスタイルを提案しようとしているのだろう。

トップ画像出典:phoneArena「Accessory for Pixel 4 series hints at exciting new feature for Google's upcoming phones」より画像を引用

■吉本幸記
テクノロジー系記事を執筆するフリーライター。VR/AR、AI関連の記事の執筆経験があるほか、テック系企業の動向を考察する記事も執筆している。Twitter:@kohkiyoshi

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