『オンゲキ』ASTERISM&⊿TRiEDGEが語る、2ユニットの交流と1年間での成長

『オンゲキ』2ユニットの交流

 「間違えて自分たちのこと『芸人』って言う時がある」(久保田)

ーー(笑)。前回のインタビューでは小早川さん含め『オンゲキ』のコンセプトなどについても聞いたんですが、最終的に3人には「コント力」があるという話になって。

全員:ああー(納得)。

久保田:間違えて自分たちのこと「芸人」って言う時があるんですよね(笑)。

(ここでテーブルにお菓子が投入される)

赤尾・春野・久保田:わー! ありがとうございますー! お菓子ー!

久保:与えないでください!(笑)

ーー(笑)。この3人から『オンゲキ』が始まっているからなのか、どんどん関わる人が3人の世界観に引きずり込まれていくようにも見えるんですよ。

久保・橋本・朝日奈:(笑)。

朝日奈:3人が全体の空気を作ってくれてるから、和む現場になっているんだと思います。

橋本:良いトリオだなーと思いますね。

ーー逆にASTERISMは⊿TRiEDGEの3人を見て、影響を受けた部分はありますか?

春野:色気です。

久保:えー、もうちょっとそのままでいてよー(笑)。

朝日奈:色気ありますかね?

春野:すごかったです。「Jump!! Jump!! Jump!!」での蹴りとか。あれは蹴られたいと思いますよ。

赤尾:自分たちのライブは客観的に見られないからわからないんですけど、歌手の方ともアイドルの方ともまた違って、キャラクターを前面に出しているから、いろんな方向で楽しめるというか。表情とか動きとか、全身で演じて歌っているのがわかるので、自分たちもそうなりたいと思います。

橋本:私たちも裏で見てたけど、3人もそうやって歌えてたよ?

春野:ほんとですか!? 良かった。パーソナルがみんなそれぞれ演じているキャラクターと違うので、自分たちでは不安なんですよね。ぴーちゃんはネガティブだし、りさは心配性で真面目だし、私も違う感じがするし……。莉緒ちゃんは自信家な感じだけど、シカさんはすごく謙虚だし、橋本さんは優しいし、マルちゃんさんは冷静なところがあるし。みんな真逆な部分があってそこも楽しんでいただけていると思うのですが(笑)。

久保:でも、それぞれがキャラにちゃんと合った性格でもあるのかな、と思いますよ。

朝日奈:そうそう。この人(橋本)イタズラ好きだし。人の網タイツに指を入れたり、リリースイベントでデパートの屋上にあるパンダの乗り物をイベントで再現させようとしたり。

橋本:マルちゃんが履いてる網タイツが気になって……。マルちゃんはよく食べるよね。

久保:見た目は全然食べなさそうに見えるのに、めちゃくちゃ食べるんです。2人に筋肉をつけたくて『筋肉食堂』に連れて行こうとしたんですけど、お店がやってなくて。『餃子の王将』に連れて行ったら、間違えたんじゃないかというレベルの餃子と大盛りのご飯がきて、マルちゃんがペロッと食べちゃったから……引いたよね。

朝日奈:引かないでください! 後日『筋肉食堂』も行きましたよね。

橋本:店員さんがみんなマッチョで、店内でボディビルのドキュメンタリーが流れていて。

久保:それを見ながら料理を待っていたら、合間に来た店員さんに「触って良いですか?」って。

橋本:「お兄さん、結構良い筋肉してますね」ってね(笑)。

ーーそういうところじゃないです(笑)。

久保:こんな感じで、こっちの3人もなかなかのキャラなんです(笑)。

 「もっと大人数になっても踊ってみたい!」(赤尾)

ーーよりチームワークが深まっている、ということにしておきましょう。あと、『JAEPO』でのパフォーマンスを語る上で欠かせないのは、集合曲「Jump!! Jump!! Jump!!」ですね。初披露した感想を教えてください。

赤尾:踊っていても楽しいし、キャラクター一人ひとりに歌ってない時のストーリーがあったり、それぞれの関係性がわかったりする、ソロ曲以外で唯一個性の出せる素敵な曲だなと思います。メロディもいいし、曲も振り付けも「STARTLINER」の次をイメージして作られたものなので、私たちに仲間が増えて、楽しいワチャワチャした世界が広がっていく曲です。もっと大人数になっても踊ってみたいですね!

久保田:私もそう思います!

朝日奈:完璧なコメントだったから、次言いづらいね(笑)。

春野:あっ、カラフルになればなるほど可愛い曲かもしれないなと思います。

ーー人数が多ければ多いほど映える曲ですよね。

久保田:みんなでジャンプするところとか、人が増えたら楽しそうです。

久保:サビ以外がエチュードっぽくなっているので、人が増えるほどストーリーが変わっていく感じもありますよね。

ーー振り付けはAメロで写真を撮る振りや、Bメロで蹴る動作があったりして面白かったです。

朝日奈:最後のポーズで紙面を飾りたいって言ってて、ポーズだけじゃなくて本当に撮ってもらったんですよ。

橋本:エチュードのところとか、写真を撮る時のポーズとかは私たちに任せてもらっていて。「このキャラならどう動くかな?」という打ち合わせをしたうえでの振り付けだったので、とても良かったです。

ーー“エチュードっぽく”ではなく、本当にエチュードの箇所があるってことですか。

春野:そうなんです、なので最悪振りを忘れてもなんとかなるんです!(笑)

全員:(笑)。

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