なにわ男子 藤原・大橋のファンが、バーチャルジャニーズ 海堂飛鳥と苺谷星空を受け入れたきっかけ

なにわ男子ファンがバーチャルジャニーズを受け入れた理由

 これを見ると、バーチャルアイドルならではの楽しみ方も面白そう、と感じてこないだろうか。実際に視聴していると、徐々に癖になってくる。そして、このプロジェクトは藤原と大橋にとってもプラスになることがあると気付く。まずは、顔が出ないからこそトーク力が磨かれること。表情が変わるバーチャルアイドルといえども、やはり人間ほどのバリエーションはない。特に藤原は、普段と違って比較的淡々と話す必要がある。その中でどう話を展開するか、どう盛り上がりを作っていくかが、腕の見せどころだ。さらに、従来のファンだけでなく、より多くの視聴者に向けて話の展開にも工夫をしていく必要がある。ここで身につけたトーク力は、なにわ男子として活動していく上でも着実に武器になっていくだろう。

 もうひとつは、新規ファンの獲得につながるということ。現在、バーチャルYouTuber市場は急成長の真っ只中で、有名Web企業も次々と参入をしてきている。2022年には500億円市場になるという見解もあり、ファンの数はかなり多い。一方アイドル市場は2100億円と言われており、なおも成長を遂げている。2つの市場が合わさることで約3000億円という巨大な市場が誕生し、ビジネスチャンスも広がっていく。つまり、藤原と大橋が世の中の多くの人の目に触れるチャンスも増えていくということである。これまでは「CDデビュー」という1つの道筋しかなかったジャニーズJr.たちだが、予想できないような方法でお茶の間にも浸透することができるかもしれないのだ。

 とはいえ、やはり歌って踊る藤原と大橋を見たい気持ちは変わらない。しかし、それはそれ、これはこれ、と区切って考えればいずれも楽しめるのではないだろうか。そして、どんな形にせよやはり彼らが活発に活動をしてくれるのは嬉しい。だからこそ、今日もSHOWROOMのアプリをタップしてしまうのである。

(文=高橋梓/画像提供=SHOWROOM)

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