2018年のモバイル業界の流れから読み解く2019年、スマートフォンのトレンドとは?

折りたたみディスプレイは限定的?

 折りたたみディスプレイ、これについては予想が難しい。折りたたみディスプレイはサムスンが既に発表済みではあるが、これが普及するとは正直考えにくい点ではある。一応発表はしているものの、販売は限定的になると思われる。

 まだまだ普及する段階にあるとは思えず発展途上な製品なだけに、2019年以降に普及し始める可能性は十分に考えられるはずだ。

まとめ

 2019年のトレンド予想では、2018年に追加された新機能、新デザインをベースに強化・改善される事例が多いだろう。悪く言えば代わり映えしないと見て取れるが、よく言えば今の不満を全て解消してくれるスマートフォンが登場する可能性がある。

 スマートフォンの高価格化に歯止めがかかるとは思えず、10万円超えのスマートフォンは増えるだろう。一方で1年半ほど前にフラグシップモデルに搭載されたような機能や技術はミドルレンジ帯のスマートフォンに引き継がれるだろうし、4〜5万円ほどのスマートフォンで十分事足りるだろう。

 2018年に登場したミドルレンジスマートフォンの多くがそうであったように、2019年もその点は期待できそうだ。

■佐々木翼
モバイル製品などのガジェットに詳しいフリーライター。
モバイルメディアの「ガジェットギーク」も個人運営している。

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