2018.12.12 17:00

『あいのり：AJ』“第二次でっぱりん大戦”勃発の第6話　リタイア宣言続出で旅自体が中止の危機に……

　メンバー一行は２カ国目、ネパールの旅を続ける。勇ちゃんが帰国し、覚悟を決め、変わる決心をしたユウちゃんは金庫番に立候補。しかし、分からないことが多く、不安もあるため、何かにつけて「どうしよう」とつぶやき、でっぱりんやモアに頼ってしまうユウちゃんは、2人に「それじゃ変われないよ！」と叱咤激励される。

　だが、人間はそんな簡単に変わることはできない。その後もどんな些細なことも一から十まで相談してくるユウちゃんに食傷気味のでっぱりんは、「ビシバシやっていく」とユウちゃんのためにも心を鬼にして厳しく接して行くことを決意する。

　その夜、新メンバー英クンの歓迎会を行うメンバーたち。英クンのこれまでの恋愛遍歴について盛り上がるなか、お酒も進み、でっぱりんが『あいのり』に対する熱い思いを語り始める。前回の旅では、恋人をすぐに決めて告白したこともあり、自身も本心を晒すことができず、残念な結果となってしまったが、今回の旅では本音でぶつかる分、相手にも本音でぶつかってほしいと、胸の内を明かしていた。

　本音でぶつかるーーその言葉を体現するように、でっぱりんはこれまで男子メンバーに対して感じていた不満を吐露し始める。美意識が高い男子メンバーたちはコンシーラーやビューラーを持ち歩き、ラブワゴン内でも鏡とにらめっこ。そして旅行が好きなメンバーが多いため、女子メンバーそっちのけで観光を始めてしまう彼らに不満が溜まっていたようだ。「カメラを気にしすぎ！」と一喝し、テレビ画面越しの反応を気にして女子メンバーに接するのではなく、本心で向き合ってほしいという言葉もあった。

　「出していこうぜ！」とモアがその場を収めるが、でっぱりんの積もり積もった不満は限界に達していたようだ。「ユウちゃんって、すごい人に助けを求めるなって思う」と切り込み、“説教”はどんどんエスカレートしていく。そして、「何も言わんのか、お前らは！」と矛先は男子メンバーに再び向かう。そこでそれぞれの思いを伝えるも、止まらないでっぱりん。トムが席を立ちスタッフに助けを求め、間に立ち入ってもらうが、でっぱりんの気持ちは収まる様子がない。話はレストランの閉店時間にまで及び、これで落ち着くかと思いきや、でっぱりんは「ホテルでやろう」と続行を宣言。反論するメンバーたちを押し切り、「私らの部屋来て」と言い残して店を後にする。

　ユウちゃんはスタッフに付き添われホテルに戻る途中で泣き出してしまい、「戻りたくないです」と訴える。そこに男子メンバーが合流し、慰め、「一人になりたい」というユウちゃんの気持ちを尊重して、男子メンバーのみで部屋へと戻った。だがそれに納得できないでっぱりんはトムとDr.モリモリに呼びに行かせ、自身も「ユウちゃん呼んでくるわ」と部屋を飛び出してしまうのだった。

　ユウちゃんと対面したでっぱりんは、怒りが収まらず手をあげてしまう。トムと番組ディレクターが抑えにかかるも、エンジンがかかってしまい止まらないでっぱりん。最終的には道端で暴れはじめ収拾がつかなくなってしまう。番組スタッフがなんとか抑え込み、落ち着かせるが、でっぱりんは「リタイアしたい」と泣き叫ぶ。ユウちゃんも「もう恋愛はできません」と落ち込み、トムも泣きながら「リタイアしたい」と漏らし、まさかの3人同時リタイア宣言となってしまった。

　この悲惨な状況に番組スタッフも「俺もリタイアしたいよ……」と本音を漏らしてしまうほど。番組史上最大級の大事件になってしまったが、次回は一体どうなるのか。恋愛リアリティーショーを超えた怒涛の展開で、さらに注目が集まりそうだ。

（文＝編集部）