Twitterハッシュタグ「#自分を作り上げたゲーム4選」に見る、タレント・有名人の意外なルーツ

 BILLIE IDLEのファーストサマーウイカも4選に収まらず、「クロノ・トリガー」「テイルズオブファンタジア」「デュープリズム」「ガイア幻想紀」、「ときめきメモリアル2」「武蔵伝」「アークザラッド」「スーパーマリオRPG」という間違いのない名作ゲームを選択し、逆にBiSHのアユニ・Dは、富士通のパソコン"FMV"に付属してくる「GAMEPACK」シリーズのエアホッケーや「ラミィの大冒険」「フィッシング海釣り編」、そして「サンリオ タイニー・パーク」といった生活環境が伝わってくるPCゲームが選択した。それぞれ人柄が出ていて面白い。

 ツイートを見ているだけで懐かしさにひたることができ、著名人と共通の思い出が出てくると、同じ世代に生きてきた嬉しさと親近感が湧く。そうしてみんなで朝まで語りたくなってしまうからこそ、このハッシュタグが流行しているのだろう。ゲームは遊ぶだけでなく、今や思い出を語り合うためのコミュニケーションツールとなったわけだ。「#自分を作り上げた〇〇4選」はゲームに限らず、漫画やラジオなど様々に派生しており、有名人の人生が透けて見えるこのハッシュタグのブームは、まだまだ続きそうである。

(文=本 手)

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