ライカブランドを冠した「HUAWEI P20」を発売 ファーウェイの躍進はどこまで続く? 

ライカブランドを冠した「HUAWEI P20」

HUAWEI P20 liteについて


 「HUWAEI P20 lite」はSIMロックフリースマートフォン市場で長期間売り上げ1位を記録していた「HUWAEI P10 lite」の後継機で、価格に敏感な若者やビジネスマン、女性層をターゲットにしている。ディスプレイサイズは5.8インチの19:9のワイドディスプレイ(2,160×1,080ドット)を搭載。

 カメラは正確な距離を計測し、背景をぼかすことに使う200万画素のカメラとメインカメラ、1600万画素のデュアルカメラからなる。インカメラは1600万画素、受光感度を4倍に高める「ライトフュージョン」と呼ばれる技術を用いることでインカメラでも明るい写真に仕上がるという。

 SoCはKirin 659、RAMは4GB、内蔵ストレージは32GBだ。通信方式はFDD-LTE(1/3/5/7/8/18/19/26/28)、TDD-LTE(41)でau VoLTEに対応している。ネットワーク関連ではWi-Fi 802.11 a/b/g/n/acに加え、Bluetooth 4.2(aptX)に準拠した。端子はUSB Type-Cとなる。

ファーウェイの大躍進続くか

 ファーウェイは日本における、SIMロックフリースマートフォンとタブレット市場で、ついにシェア1位を実現した。さらに通信事業者向けにもNTTドコモからは「HUAWEI P20 Pro」、KDDIからは「HUAWEI P20 lite」、ソフトバンクからは「Mate 10 Pro」「nova lite 2」、ワイモバイルからは「HUAWEI P20 lite」と主要な通信事業者からも採用されるほどまで躍進を見せている。今後もファーウェイの勢いが続くと筆者は見る。

 今回発表された「HUAWEI P20」と「HUAWEI P20 lite」はファーウェイ製品のなかでも人気の高い「Pシリーズ」の最新モデルで、特に「HUAWEI P20 lite」は今年のミドルレンジスマートフォンのなかでも特に注目度が高いといえよう。

■佐々木翼
モバイル製品などのガジェットに詳しいフリーライター。
モバイルメディアの「ガジェットギーク」も個人運営している。

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