『どうする家康』関水渚、“身体にしみついた”田鶴を演じて 「思い出いっぱいの作品」

『どうする家康』関水渚、田鶴役を語る

 毎週日曜日に放送されているNHK大河ドラマ『どうする家康』に出演中の関水渚よりコメントが寄せられた。

 本作は、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を新たな視点で描く。主人公・家康を松本潤、脚本を『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの古沢良太が担当する。

 関水が演じたのは、鵜殿長照(野間口徹)の妹・田鶴。家康(松本潤)の妻・瀬名(有村架純)とは幼少からの友人で、今川と徳川が敵対関係なっても、瀬名との友情関係は続いた。今川家の家臣・飯尾連龍に嫁ぐが、夫亡きあとは城主として曳馬城(のちの浜松城)を守った芯の強い女性。

 関水は5カ月間にわたり田鶴を演じたことで、「今では田鶴が身体にしみついています」とかけがえのない役になったこを明かし、「“田鶴だったらこうするかな”と意識して演じるというよりも、衣装を着て現場に行ったら田鶴の気持ちになっているので、自然にその時感じたままに演じていました」と振り返る。初の大河ドラマ出演となった本作については、「緊張も楽しさもあり、思い出いっぱいの作品になりました」と感謝を述べた。

関水渚(田鶴役)コメント全文

田鶴は、周りの人の幸せをとにかく願い続けている人。自分が大切にしているものは絶対に守り抜く、誰にも譲らないという意志の強さがありますし、相手がどう思っているかはわからないけれど、田鶴としては家族や友達、周りの皆に幸せを与えたいという、ひたむきさがある人でした。
5カ月近く演じてきたので、今では田鶴が身体にしみついています。“田鶴だったらこうするかな”と意識して演じるというよりも、衣装を着て現場に行ったら田鶴の気持ちになっているので、自然にその時感じたままに演じていました。こんなに長期で1つの役を演じた経験はなかったので、ここまで感覚的に演じられたのも初めてな気がします。
私にとって初めての大河ドラマで、緊張も楽しさもあり、思い出いっぱいの作品になりました。これからもまだまだ作品は続くので、今後は一視聴者として楽しみたいと思います。

■放送情報
『どうする家康』
NHK総合にて、毎週日曜20:00~放送
BSプレミアム、BS4Kにて、毎週日曜18:00~放送
主演:松本潤
脚本:古沢良太
制作統括:磯智明
演出統括:加藤拓
音楽:稲本響
写真提供=NHK

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