松本潤、有村架純との夫婦役は「すごく心地よい」 “紀行”への熱い思いも

松本潤、有村架純との夫婦役は「心地よい」

 NHK大河ドラマ『どうする家康』の放送を記念して、「『どうする家康』東海プレミアリレーin岡崎」が岡崎市民会館で1月8日に開催され、松本潤、有村架純、山田裕貴、杉野遥亮、大森南朋が登壇した。

 松本は本作の主人公・徳川家康、有村は家康の最初の妻・瀬名、山田は後の徳川四天王の1人・本多忠勝、杉野も同じく徳川四天王の1人・榊原康政、大森も同じく徳川四天王の1人・酒井忠次をそれぞれ演じる。

 静岡、浜松と巡った東海プレミアリレーの最終地が岡崎。各地を回った松本、山田、杉野に加え、有村と大森が合流。18時からのNHK BSプレミアムでの放送を会場の観客、ライブビューイング会場の観客と一緒に鑑賞した。

 放送後、会場の岡崎市出身であり、第1回にも出演していた天野ひろゆきがMCを務める中、キャスト陣が撮影裏を語るトークがスタート。

 天野は第1回を鑑賞して、「本人を前にして言えるぐらい“かわいい!!”」と有村架純が演じた瀬名を絶賛すると、有村は「殿(松平元康/松本潤)と2人で一緒にかくれんぼをしているところはむず痒くなりながら大丈夫かなと(笑)」と照れながらコメントし、松本は「13歳。39歳なのに(笑)」と続ける。このシーンの舞台となった竹林も家康公にまつわるお寺にある場所だったそうで、特別に撮影許可が下りたとのこと。

有村架純

 「元康と瀬名、2人のシーンがキュンとしますよね」と天野が投げかけると会場からは大きな拍手が。有村は瀬名が元康に惹かれた理由について、「氏真(溝端淳平)さまが少女漫画に出てくるような王道のキャラクターだとしたら、元康さんはちょっと三枚目なキャラクターで。瀬名にとっては、出会ったことのないタイプだったことで好奇心を最初はそそられたんじゃないかなって」と惹かれた理由をコメント。

 第1回は2人が結ばれる仲睦まじい姿が描かれたが、史実では瀬名と元康は離れることが決まっている。その点について、松本は「どうなるんでしょうね〜」とはぐらかしつつ、「瀬名はこれまでの作品で“悪女”として描かれることも多かったですが、今回は可憐でおしとやかな女性として描かれています。2人が結婚して、元康が三河から帰ってきた頃にはすでに尻に敷かれているような感じでしたが(笑)、それが現場でお芝居をしていても、すごく心地よくて。自然な空気感を(有村)架純ちゃんにうまく作っていただいたなと。強気ではなく、おっとりしながらそれができるというのが凄いです。瀬名と元康の関係性は非常に面白いですね」と有村への感謝を述べた。

松本潤

 また、本編放送後にある紀行番組『どうする家康ツアーズ』には松本が登場。松本は登場した経緯について、「“紀行”各地域の協力してくださっている皆さまにどれだけ近く感じてもらえるか、寄り添えるかということをテーマに作っている番組と聞きました。それなら僕たちキャスト陣が出演することによって、より身近に感じてもらえる、その場所に行ってみたいと思っていただけるのではないかと。なので、今回は行ける限りは行ってみようと思っているんです」と今後も松本のほか、キャスト陣が出演することを明かした。

(左から)山田裕貴、大森南朋、松本潤、有村架純、杉野遥亮

■放送情報
『どうする家康』
NHK総合にて、毎週日曜20:00~放送
BSプレミアム、BS4Kにて、毎週日曜18:00~放送
主演:松本潤
脚本:古沢良太
制作統括:磯智明
演出統括:加藤拓
音楽:稲本響
写真提供=NHK

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