星野源&宮野真守、仲良しの2人がアニメ共演に至るまで 多彩な活動スタイルに共通点も

星野源&宮野真守、アニメ共演に至るまで

 「このマンガがすごい!2021 オンナ編」第1位を受賞するなど、大きな注目を集めている和山やまの人気漫画『女の園の星』(祥伝社)。その単行本3巻特装版のBlu-rayにてアニメ化されることが決定し、キャストを星野源と宮野真守が務めることも発表された。

 星野が演じるのは主人公の星先生、宮野が演じるのは星先生を何かと構いたがる隣の席の同僚・小林先生だ。宮野が「星野さんとアニメで共演出来るとは思ってなかったので、とっても幸せです」とコメントしている通り、この思わぬ共演は発表当初話題になった。(※)

 星野と宮野といえば、公私問わず仲が良いことは広く知られているだろう。最初の出会いは雑誌『AERA』(朝日新聞出版)に掲載されている星野の連載。宮野の活躍に注目した星野のオファーで対談が実現したという。その後、2人は共演をするたびに、テンポの良いやり取りで視聴者を楽しませてくれている。音楽バラエティ番組『おげんさんといっしょ』(NHK総合)では、宮野が「おげんさんちのねずみ」役を務めているだけでなく、16歳のアイドル・雅マモルとしても出演した。

 また、『星野源 LIVE TOUR 2017 “Continues”』の演出に盛り込まれたボイスドラマにも、宮野はJ-POP役として登場。星野と共にラジオ出演した際、「収録が楽しかった」と声を弾ませながら話をしていた。さらに、『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)にも度々宮野はゲスト出演を果たしている。2018年6月12日放送回では2時間丸々2人で進行。レギュラーコーナーの進行に宮野も加わったり、お互いの好きなところを挙げ合うという微笑ましいやり取りがあったり、贅沢な放送回だった。

ニセ明ヒストリー Vol.5 〜ニセ明と仲間たち編〜

 そして、『星野源のオールナイトニッポン』内に「雅マモルの恋はホップステップジャンプ!!」なる箱番組も誕生。宮野がゲスト時に放送される恒例コーナーになりつつある。ちなみにこの雅マモルからインスパイアされて生まれたのが、星野源による「ニセ明」だ。星野の5thアルバム『POP VIRUS』に収録されている「創作密着ドキュメンタリー『ニセ明と、仲間たち』」にも、雅マモルが登場。お互い絶えきれず笑ってしまうなど、楽しそうな様子が面白い。

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