『半妖の夜叉姫』理玖がパワーアップして登場! 弐の章で暗躍すること間違いなしか

 また隙を見てせつなはと刀々斎から受け取った“所縁の断ち切り”でとどめを刺そうとするが、聞こえてきたのは男性の声。せつなの新しい武器には立ち向かう相手の過去や、そこで結ばれた人々の存在を赤い糸で可視化する力があるようで、海蛇女と結ばれた糸の先には石化した彼女の憧れの人がいた。以前のせつなであれば、即座にその糸を断ち切っただろう。しかし、とわの真っ直ぐな優しさに触れ、少しずつ他人を思いやり始めたせつなは2人を引き合わせる。そのおかげで海蛇女は自らの過ちに気づき、本当の姿で海へと消えていった。海蛇女の最期に胸を痛めるとわの横顔を、微笑みながら見つめるせつなの優しい表情も印象的だ。

 今回、理玖はとわの前に姿を現すことはなかったが、それでもとわは水を操れる彼が助けてくれたとわかった様子。ある意味、敵と味方のような関係性だが、いざという時に確かな絆を感じさせる。ボロボロだった袖口が整えられ、羽織から何まで全体的に鮮やかな色味に変わるなど、衣装もパワーアップした理玖。とわが麒麟丸に立ち向かっていく弐の章において、彼が暗躍することは間違いなさそうだ。

■放送情報
『半妖の夜叉姫 弐の章』
読売テレビ・日本テレビ系にて、毎週土曜日17:30~放送
監督:菱田正和
シリーズ構成:隅沢克之
メインキャラクターデザイン:高橋留美子
アニメーションキャラクターデザイン:菱沼義仁
音楽:和田薫
アニメーション制作:サンライズ
製作:サンライズ、小学館、読売テレビ
(c)高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ 2020
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