西野七瀬、“役者”という仕事がもたらした変化 現場でもらった出会いと言葉

西野七瀬、役者という仕事がもたらした変化

「『このためにやってるんだな』って思ったりもします」

ーーでは、西野さんご自身についてもお聞かせください。インタビューで現在の活躍について「客観視ができていない」と言っていたのが意外でした。乃木坂46時代も活躍されていた印象だったので。

西野:こんなにたくさんの作品に出させていただけるとは思っていなかったです。この間『情熱大陸』(MBS/TBS系)に出演したときに、すごい反響があって驚きました。オファーをいただいたときは「え? 自分に?」と思っていたので。でも実際にオンエアされたらいろんな人が見てくれていることを感じて、恐れ多いなと思いました。ついていけてない感じがします。

ーーそうなんですね。

西野:“これ以上”とか“もっと”とかは全く思っていないんです。世間のイメージが……というよりも、今は自分の技術がついていけるようにしたいという気持ちの方が大きいです。

ーーさまざまな現場を通して心境に変化が生まれたりもしますか?

西野:します! 作品をやっていく中でいろんな人と出会って、いろんな言葉をもらったり聞いたりして。「こういう考え方素敵だな」って思ったりすることもあれば、作品が公開されてそれを受け取ってくれる人の感想を聞いて「このためにやってるんだな」って思ったりもします。今は「こういうことができるようになりたい」って意欲が出てきて、それがこの仕事をやり続ける理由にもなっています。

ーー今のお話を聞いていて、西野さんのこれからのお芝居がますます楽しみになりました。最後に西野さんにとって『言霊荘』はどんな作品にしていきたいですか?

西野:主演であることはあまり考えすぎないようにしていますが、1人で取材をたくさんやらせてもらったりすると、やっぱり意識せざるを得なくて、大変だなと思うことも多いんですけど……。でも、どの作品も毎回得られることがあります。取り組む前までは悩んだりしていても、終わったらやって良かったって。この作品もそう思えるように乗り越えていかなきゃなと思います。

■放送情報
『言霊荘』
テレビ朝日系にて、10月9日(土)スタート 毎週土曜23:00~23:30放送
ABEMAにて、地上波放送終了後配信
出演:西野七瀬、永山絢斗、斉藤由貴、三吉彩花、中村ゆりか、堀田真由、森田望智、石井杏奈、内田理央、内藤理沙
脚本:橋本裕志
演出:落合正幸、日暮謙、松川嵩史
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:浜田壮瑛(テレビ朝日)、谷口達彦(ABEMA)、木曽貴美子(MMJ)、村山太郎(MMJ)
制作:テレビ朝日
(c)テレビ朝日
「ABEMA」URL:https://abema.tv/video/title/87-1298

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