2023年までのMCU映画ラインナップが発表 気になるのは『キャプテン・マーベル』続編?

『キャプテン・マーベル』続編の題名の意味

 この作品には、3人の“マーベル”な女性ヒーローが登場するからです。1人はもちろんキャプテン・マーベルことキャロル・ダンヴァース(ブリー・ラーソン)ですが、2人目はもうすぐディズニープラスでリリースされる『ミズ・マーベル』。この作品はキャプテン・マーベルに憧れるカマラ・カーンという少女が超人になり、ミズ・マーベルというヒーローになるというものです。このカマラが映画に登場(演じるのは新人イマン・ヴェラーニ)。3人目は『ワンダヴィジョン』でスーパーパワーを身に付けたモニカ・ランボー(テヨナ・パリス)。彼女は元々キャロルの親友の娘だし、また原作コミックではモニカが“キャプテン・マーベル”と呼ばれたこともあるのです。

ディズニープラスオリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』 ディズニープラスにて配信中

 僕はキャロル・ダンヴァースが主役のドラマにこの2人がサポート的に絡んでくると思ったのですが、このタイトルにしたということは3人が主役のお話になるかもしれません。キャロル=白人女性、カマラ=イスラム系の少女、モニカ=黒人女性という構成も興味深い。

 さて、今年のGWも自粛になってしまいましたが、来年のGW(5月6日)には『マイティ・ソー』、再来年のGW(5月5日)には『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』がやってきます! ワクワクしながら待ちましょう!

■杉山すぴ豊(すぎやま すぴ ゆたか)
アメキャラ系ライターの肩書でアメコミ映画に関するコラム等を『スクリーン』誌、『DVD&動画配信でーた』誌、劇場パンフレット等で担当。サンディエゴ・コミコンにも毎夏参加。現地から日本のニュース・サイトへのレポートも手掛ける。東京コミコンにてスタン・リーが登壇したスパイダーマンのステージのMCもつとめた。エマ・ストーンに「あなた日本のスパイダーマンね」と言われたことが自慢。現在発売中の「アメコミ・フロント・ライン」の執筆にも参加。Twitter

■リリース情報
『キャプテン・マーベル』
発売中
MovieNEX:4,200円(税別)
4K UHD MovieNEX:8,000円(税別)
4K UHD MovieNEXプレミアムBOX(数量限定):10,000円(税別)
デジタル配信中
(c)2019 MARVEL
公式サイト: https:/marvel.disney.co.jp/movie/captain-marvel.html

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