柴咲コウのあまりに辛い心の叫び 『35歳の少女』仲直りできない登場人物たちの行き着く先は?

『35歳の少女』柴咲コウの悲痛な心の叫び

 その果てに望美が行き着く考えが誰の幸せも祈らない、笑顔にしようとも思わない、自分のためだけに生きていくというもの。「今はあなたのそばに一番いたくない」。望美の口から出たその言葉は、まるで前回の部屋に差し込む一筋の光のような幸せとは真逆の、あまりに悲痛な心の叫び。ラストは「私は一人だ」と街頭で倒れこんだ望美の泣き顔で幕を閉じる。

 さらなる絶望の一途を辿る望美であるが、第8話の予告では結人との結婚シーンが。その一方で別人のように変貌した望美の姿も明らかになっている。終盤に差し掛かった『35歳の少女』は、予想のつかない展開を見せていきそうだ。

20201122-35sai-6
20201122-35sai-3
20201122-35sai-4
20201122-35sai-5
20201122-35sai-9
20201122-35sai-7
previous arrow
next arrow
20201122-35sai-6
20201122-35sai-3
20201122-35sai-4
20201122-35sai-5
20201122-35sai-9
20201122-35sai-7
previous arrow
next arrow

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

■放送情報
『35歳の少女』
日本テレビ系にて、毎週土曜22:00〜22:54放送
出演:柴咲コウ、坂口健太郎、橋本愛、田中哲司、富田靖子、竜星涼、鈴木保奈美、細田善彦、大友花恋
脚本:遊川和彦
チーフプロデューサー:池田健司
プロデューサー:大平太、諸田景子
演出:猪股隆一ほか
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ
(c)日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/shojo35/
公式Twitter:@shojo35

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「国内ドラマシーン分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる