佐久本宝、『エール』の中で際立つ“怒り” 負の感情を体現できる若手屈指の演技派に

佐久本宝、『エール』の中で際立つ“怒り”

「『怒り』でも、新人ながら、錚々たる共演者たちを相手に一歩も引かない演技を見せてくれましたが、それは本作でも共通していると言えます。『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)など話題作にも続々と出演していますが、やはり本作で佐久本さんのことを初めて知った方も多いと思うんです。そして、若手出演者の中でも、最も印象に残る芝居をしていると言ってもいい。朝ドラをきっかけに飛躍する俳優は多いですが、佐久本さんは青春ドラマからシリアス路線の作品まで引っ張りだこになる気がします。NHKドラマとも相性がいいと思うので、土曜ドラマ系の実録路線や、大河ドラマ、特に戦国時代が似合いそうです。人間の負の感情を体現できる若手俳優として、今後も目が離せません」

 本日の第53話では、久々に裕一と浩二が対峙する。佐久本の“怒り”がまた解き放たれるのだろうか。

■放送情報
連続テレビ小説『エール』
2020年3月30日(月)〜9月26日(土)予定
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
出演:窪田正孝、二階堂ふみ、薬師丸ひろ子、菊池桃子、光石研、中村蒼、山崎育三郎、森山直太朗、佐久本宝、松井玲奈、森七菜、柴咲コウ、風間杜夫、唐沢寿明ほか
制作統括:土屋勝裕
プロデューサー:小西千栄子、小林泰子、土居美希
演出:吉田照幸、松園武大ほか
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/yell/

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アクター分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる