川口春奈、大河ドラマ『麒麟がくる』でついに織田家へ 「最後まで強く賢い帰蝶でいたい」

川口春奈、帰蝶役への強い思い

「最後まで強く賢い帰蝶でいられたら」

――改めて、初めての大河、初めての時代劇に挑戦されている感想は?

川口:すべてが新鮮です。セットにしてもロケにしてもものすごいスケール感で、たくさんの方が関わっているのを日々実感しています。お芝居は当時の所作を元に動きが決まってくるので、相手によって動きが変わったり、いろんな制限が出てきますが、それも勉強になっています。「このシーンではこの所作がいいね」と毎回教えていただき、毎日が勉強、発見です。

――周囲の反響はありますか?

川口:ものすごくあります! 友人も、「勉強しながら見るよ」と言ってくれたり、毎週楽しみに見てくれたり。みんなも気合いを入れながら見てくれています。家族も友人も、応援してくれています。

――帰蝶をどう演じていきたいですか? また川口さんのキャリアにとって、帰蝶役はどんな存在になっていきそうですか。

川口:帰蝶は激動の時代を生き抜いた女性で、すごく芯が強くて賢いです。そこは常に心掛けています。間違いなく自分を成長させてくれる役だと思いますし、何もかもがチャレンジのなか、飛び込みました。自分のことを知らない方にも見ていただける機会でもありますし、頑張って一生懸命やるのみです。撮影が終わったときには、いろんなものを吸収できていたらと思います。

――最後にひと言お願いします。

川口:この先、帰蝶の周囲の環境が日々、目まぐるしく変わっていきます。私自身はいま23回、24回といったところの脚本を読んでいるのですが、ものすごく衝撃的なことが平然と起こったりして、「えー!」と思いながら読んでいます(笑)。気持ちがなかなかついていかなかったりもしますが、そういう激動の時代だからこそ、最後まで強く賢い帰蝶でいられたらと思っています。

■放送情報
大河ドラマ『麒麟がくる』
NHK総合にて、毎週日曜20:00〜放送
BSプレミアムにて、毎週日曜18:00〜放送
BS4Kにて、毎週日曜9:00〜放送
主演:長谷川博己
作:池端俊策
語り:市川海老蔵
音楽:ジョン・グラム
制作統括:落合将、藤並英樹
プロデューサー:中野亮平
演出:大原拓、一色隆司、佐々木善春、深川貴志
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/kirin/
公式Twitter:@nhk_kirin

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