磯村勇斗の“あらゆる顔”に大反響! イメージに捉われない演技の魔性ぶり

磯村勇斗『何食べ』『インハンド』大反響!

 一方で、漫画実写映画にも欠かせない存在である磯村。昨年は、『恋は雨上がりのように』でファミレスのチャラいキッチン担当、『ういらぶ。』では親友の純愛を温かく見守るオカン系男子、『春待つ僕ら』では“イケメン四天王”のひとりであるバスケ少年と、あらゆる顔を自在に演じており、その振り幅には目を見張るものがある。

『インハンド』(c)TBS

 そんな磯村が、現在『インハンド』で演じているのは、アメリカ帰りの若き科学者・福山新太。このところ個性的な役柄を演じることが多かっただけに、自然体の爽やかな好青年役というだけでなんだかキュンとしてしまう。と、それはさておき、不審な動きを見せる父・和成(時任三郎)とは対照的に、科学者として志を高く持つように見える新太。果たしてそれは真の姿なのか。最終章の“キーパーソン”とされる、彼の動向から目が離せない。

 かたや『きのう何食べた?』では、“ジルベールみたいな美少年”こと井上航役を好演。恋人・小日向(山本耕史)を翻弄する小悪魔ぶりを大爆発させ、視聴者からも絶賛の声が上がっている。はたまた『御曹司ボーイズ』では、ピアノを華麗に弾きこなすクールな貴公子(実はドSなツンデレ)を演じ、女性たちを魅了中。何度でも言うが、磯村の振り幅はとんでもないのだ。

 料理、バスケ、ピアノ……と、役に臨む上で努力を惜しまないことで知られる磯村。人気を得ても変わらないひたむきな姿勢も魅力で、それが今日の活躍に通じていると思うと、ますます応援せずにはいられない。ちなみに、7月から放送スタートの『サ道』(テレビ東京系)で扮するのは、イケメン蒸し男役。これまた一筋縄ではいかなそうな役どころだが、眼福なサウナシーンとともに、今後も次々見られるであろう磯村の“別の顔”も楽しみにしたい。

■nakamura omame
ライター。制作会社、WEBサイト編集部、専業主婦を経てフリーライターに。5歳・7歳の息子を持つ2児の母。ママ向け&エンタメサイトを中心に執筆中。Twitter

■放送情報
金曜ドラマ『インハンド』
TBS系にて、毎週金曜22:00〜22:54放送
出演:山下智久、濱田岳、菜々緒
原作:朱戸アオ『インハンド』(講談社『イブニング』連載中)
脚本:吉田康弘、田辺茂範、福田哲平
プロデューサー:浅野敦也(TBSスパークル)、佐藤敦司(TBSスパークル)
演出:平野俊一、岡本伸吾、青山貴洋
製作:TBSスパークル、TBS
(c)TBS
公式サイト:http://www.tbs.co.jp/inhand/

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