King & Prince 永瀬廉、神尾楓珠ら共演者に“座長ぶり”褒められ「ニヤニヤが止まらない」

永瀬廉、主演作の“座長ぶり”褒められ喜びの顔

 永瀬と神宮寺の関係性は、本作においても重要ポイント。永瀬は「クライマックスの大事なシーンで、いつもちゃらんぽらんな神宮寺がここまで集中しているのは初めて見ました。それに僕も影響を受けて、集中することができた」と同じグループであっても初めて見る顔があったことを明かした。そのシーンについては久万監督も力を入れていたようで、「大切なシーンで10分くらいカットなしで続くシーン。何回もやらせていただいたけれど、神宮寺くんは泣き言も言わなかった。男らしいなと」と、演技に真摯に向き合う神宮寺を絶賛した。

矢柴俊博
吹越 満
久万真路
村上 淳
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矢柴俊博
吹越 満
久万真路
村上 淳
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 永瀬、清原、神宮寺、優希、神尾と同世代が揃う一方で、吹越や奥田瑛二などのベテラン俳優も揃った本作。同じシーンは残念ながらなかったというが、本読みでは2人に挟まれて進んでいったという永瀬が「左右からのプレッシャーがすごすぎて、3キロ痩せました(笑)」とコメント。矢柴は「緊張で声が高いのかなって思ったけど、本当に高いのね」と、永瀬の透明感ある声にも言及。永瀬は「シンプルな声高です(笑)」と返答し、会場を笑わせた。

優希美青

 同年代が多い現場のなかで、主演として座長を務めることになった永瀬。優希が「すごく楽しかったです。永瀬さんは座長としてしっかりされていました」、神尾が「廉は映画初主演だけれど中心になってコミュニケーションをとってくれて。僕は途中からクランクインだったんですが、廉がその輪に入れてくれました」と褒めると、永瀬は「今の聞いて、ニヤニヤが止まらない」と再び喜びをあらわにした。

神尾楓珠

 御曹司役の永瀬、そして執事役の清原は本作において、所作指導も多く受けてから演技に挑むことになった。そこで、それまで知らなかったテーブルマナーや執事の基本の所作について、観客の前にいくつか披露。しかし、2人が「知ってた?」と聞くも、観客の反応は「知ってる〜」というもの。永瀬と清原は「あれ……?」という様子で2人で肩を落としており、微笑ましい光景であった。

 最後に永瀬は「演技が楽しいなと思うことのできた作品でした。初主演作がこの作品で心からよかったと思います」と挨拶し、舞台挨拶は幕を閉じた。

(取材・文=若田悠希)

■公開情報
『うちの執事が言うことには』
5月17日(金)全国ロードショー
出演:永瀬廉(King & Prince)、清原翔、神宮寺勇太(King & Prince)、優希美青、神尾楓珠、矢柴俊博、村上淳、原日出子、吹越満、奥田瑛二
原作:高里椎奈『うちの執事が言うことには』(角川文庫刊)
監督:久万真路
脚本:青島武
配給:東映
(c)2019「うちの執事が言うことには」製作委員会
公式サイト:uchinoshitsuji.com

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