『エウレカセブン』アネモネとエウレカの“友情物語”にレントンが嫉妬? 声優3人が見どころを語る

 音楽との親和性も評価の高い『エウレカセブン』シリーズだが、本作の主題歌を務めたのは、15歳のアーティスト・RUANN。会場に来れなかったRUANNからのメッセージ動画も届き、「すばらしい映画に参加できるんだとワクワクしました。アネモネの不安の中にある期待を伝えられたら」と、主題歌「There’s No Ending」に込めたメッセージについて明かした。それに対し小清水も「ドラマティックな曲調で、エンディングを観たあとに浸れる楽曲です」と感想を語った。

 『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』から『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』で、主人公がレントンからアネモネに移行したことにちなみ、この日は三瓶から小清水に花束の贈呈も。ステージ脇に佇んでいた、アネモネが幼い頃から好きなキャラクター・ガリバーが急に動き出してその手助けをするという一幕もあり、会場は大いに盛り上がった。

 最後に見どころについて聞かれると、小清水は「新しい表情や関係性を楽しんで観てもらえたら何よりです。でも、謎は残ったままではあるので、未来へのワクワクを残して観ていただけたら」と、来年公開の3部作完結編への期待を感じさせるコメントを。また名塚はアネモネを絶賛し「こんなに表情豊かで、可愛らしい部分、決然としている部分の含めて新しいアネモネをたくさん観ることができます。『エウレカセブン』の世界をもっともっと楽しんでいただけたら嬉しいです。私としては、すごく気持ちいいガリバーの抱き枕とか作ってもらえたら(笑)」とガリバーへの愛も語る。そして三瓶は「一言で言うなら最後のシーンですかね」とレントンの存在を強調しながら、「タイトルは『ANEMONE』ですが、ロボットが戦うシーンや、テクノの音楽を聴くと、やっぱり『エウレカセブン』だなという熱い気持ちが湧き上がってきます。これもエウレカセブンのひとつの形として楽しんでもらえたら」と、あらためて『エウレカセブン』シリーズの魅力を語った。

(取材・文=若田悠希)

■公開情報
『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』
11月10日(土)全国ロードショー
キャスト:小清水亜美、名塚佳織
監督:京田知己
脚本:佐藤大
キャラクターデザイン:吉田健一
配給:ショウゲート
(c)2018 BONES/Project EUREKA MOVIE
公式サイト:http://eurekaseven.jp/

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「レポート」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる