町田啓太、「口パクでしたよね?」とツッコミ 『jam』舞台挨拶で青柳翔が“演歌歌手”として熱唱

青柳翔が“演歌歌手”として一夜限りの大熱唱

 ここで劇団EXILEとのコラボについて聞かれた監督は「みんなすごく仲が良いので、現場が楽しかったです」と回顧。演歌歌手役についてMCから絶賛された青柳は「監督に細かくディレクションしていただいて。2人でコソコソしゃべって、悪巧みをしながら一生懸命撮影しました」と充実した現場を振り返った。

 だが、劇中に登場する「がんばれチャンチャン、負けるなシュッシュ」というヒロシファンの掛け声&振り付けについて「あれは何なんですか?」と問われた青柳は「監督に聞きたいですよ」と苦笑い。振り付けも監督が考えたと言い、一体感を出すことを狙ったとか。そのまま会場のファンとともに実際にやってみるも「みんなバラバラだなぁ」と、青柳は笑いながら首をかしげていた。

町田啓太

 また撮影の思い出について聞かれた町田は「SABUさんからの演出でブラジャーを取るシーンがあったのですが」と切り出し、「最初は『落ちましたよ』って普通にやっていたんですけど、『違う、もっとイヤらしくして』とニコニコしながら言ってきて、だいぶ衝撃的でした」と照れ笑い。間髪入れずにブラジャートークについて通訳が行われると、ドッと笑いが起こった。

 一方鈴木は、「撮った時期が冬だったので、池でおばあちゃんを救い上げるときにすごく寒くて。キツかったですね」と苦労を吐露。続けて金槌を使ったアクションシーンについて聞かれると「ケガもなく、事故もなく、無事に撮影できました」とほほえんだ。ところが、同シーンで共演した小澤が「武器は柔らかいんですけど、痛かったです」と暴露。鈴木からのキックを受けたという秋山も「『うぅ』って、ふだん出さないような声が出ました」と明かすと、鈴木は「ケガ人がいました」と、早くも前言撤回していた。

鈴木伸之

 劇団EXILE総出演となる今作について、青柳は「本当に貴重ですし、たくさんの人に観ていただけるように盛り上げていけたら」とコメント。最後に挨拶を求められた監督が「『jam』より『jam2』のほうがおもしろいかなって」と語り始めると、登壇者は「まだ公開もしてないよ」と総ツッコミ。それでも「作戦通り、きっちりハマった。今日のライブまでイメージしていたので、それができて本当に良かったと思います。本当に『jam2』のほうがおもしろいと思う」と改めて力を込めて語ると、客席からは大きな拍手が起こった。


(取材・文=nakamura omame)

■公開情報
『jam』
12⽉1⽇(⼟)より、新宿バルト9ほか全国公開
エグゼクティブプロデューサー:EXILE HIRO
監督・脚本:SABU
出演:⻘柳翔、町⽥啓太、鈴⽊伸之、秋⼭真太郎、⼋⽊将康、⼩澤雄太、⼩野塚勇⼈、佐藤寛太、野替愁平、筒井真理⼦
配給:LDH PICTURES
2018/⽇本/カラー/シネスコサイズ/5.1ch/102分
(c)2018「jam」製作委員会
公式サイト:https://ldhpictures.co.jp/movie/jam/

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