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宇野維正の興行ランキング一刀両断!

まだ続いていた!? 『コナン』vs『コード・ブルー』、年間興収1位をめぐる死闘は最終ラウンドに

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 9月下旬から引き続き、極端に低い水準で推移している映画興行。先週末の映画動員ランキングは、『宇宙の法 -黎明編-』が土日2日間で動員10万8000人、興収1億3400万円をあげて2週連続で首位となったが、この数字は今年に入ってから1位作品の興収としてはワーストとなる。前週、動員ランキングで2位に初登場した『日日是好日』は、ワンランクダウンして3位に。平日の動員も好調で、週間の動員集計では1位となっている。先日の樹木希林の訃報が大きく影響しているのは言うまでもないが、作品の規模からすると異例のヒットと言えるだろう。

 川村元気原作、佐藤健主演、大友啓史監督、主題歌はBUMP OF CHICKENという、過去の実績もともなった強力なカードが揃っていたにもかかわらず、期待外れな結果となったのは、土日2日間で動員8万9000人、興収1億2000万円という成績に終わった初登場2位の『億男』。土曜公開と金曜公開の違いも勘案する必要はあるが、同じ土日2日間の成績で比べると、同じ川村元気原作、佐藤健主演の『世界から猫が消えたなら』(2016年)との興収比で約65%、こちらは原作ではなく企画とプロデュースだが同じく川村元気と佐藤健が組んだ『何者』(2016年)との興収比で約66%。ちなみに、大友啓史監督と佐藤健が組んだ直近の作品『るろうに剣心 伝説の最期編』(2014年)との興収比では約13%。シリーズ作品なので比較対象として相応しくはないかもしれないが、少なくとも両者の組み合わせに今作では訴求力が生まれなかったことがわかる。

      

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