『シュタゲゼロ』から『Fate』まで 声優・関智一、イケボとのギャップ溢れる七変化の魅力

 “イケボとのギャップ”といえば、声だけでなく性格的な部分にも言及できる。関といえば、自他共に認める“ゲス”キャラとしても知られている。公の場でも堂々と下ネタを語る姿を見ても、やはりイケボとの大きなギャップが感じられるだろう。

 とはいえ、大の特撮マニアでもある関は、劇団「ヘロヘロQカムパニー」では座長を務めて舞台もこなしたり、2014年には落語家・立川志ら乃に弟子入りするなど、声優業以外にも精力的に活動している。2017年に出版した自著『声優に死す 後悔しない声優の目指し方』では、“ゲス”なパブリックイメージに反して真面目な語りを披露するなど、“ギャップのギャップ”ともいえる一面を見せている。

 声の使い分け、役と自身の人となりなど、様々なギャップに溢れている関。二枚目から三枚目まで、彼の様々な声の中から、一番のお気に入りを探してみるのも面白いかもしれない。

■まにょ
ライター(元ミュージシャン)。1989年、東京生まれ。早大文学部美術史コース卒。インストガールズバンド「虚弱。」でドラムを担当し、2012年には1stアルバムで全国デビュー。現在はカルチャー系ライターとして、各所で執筆中。好物はガンアクションアニメ。Twitter

■放送情報
『シュタインズ・ゲート ゼロ』
TOKYO MX、AbemaTVほかにて放送中
(c)2018 MAGES./KADOKAWA/未来ガジェット研究所
公式サイト:http://steinsgate0-anime.com/
公式Twitter:@SG_anime

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