ダークホース『8年越しの花嫁』大健闘! 見えてきた、正月興行の勝者と敗者

ダークホース『8年越しの花嫁』大健闘! 見えてきた、正月興行の勝者と敗者

 若年層の観客からの支持を集めた『8年越しの花嫁』の煽りを大きく受けたのが、280スクリーンで公開されながら初登場5位に終わった『未成年だけどコドモじゃない』と、270スクリーンで公開されながら1館あたりの平均動員が土日2日間合わせて100人にも満たずにトップ10圏外となった『リベンジgirl』。いずれの作品も初日舞台挨拶による動員の上乗せもあってのこの結果は、相当厳しいと言わざるを得ない。2017年は年間を通じて女性向けコミック原作実写映画の惨敗が続いたが(あれだけ作品が量産されたにもかかわらず、年間興収ランキングで50位以内に入ったのは興収約13億円の『ひるなかの流星』の1作品だけ)、それを象徴するような年末の週末ランキングとなった。

■宇野維正
映画・音楽ジャーナリスト。「リアルサウンド映画部」主筆。「MUSICA」「装苑」「GLOW」「NAVI CARS」「文春オンライン」「Yahoo!」ほかで批評/コラム/対談を連載中。著書『1998年の宇多田ヒカル』(新潮社)、『くるりのこと』(新潮社)、『小沢健二の帰還』(岩波書店)。Twitter

■公開情報
『8年越しの花嫁 奇跡の実話』
全国公開中
出演:佐藤健、土屋太鳳、北村一輝、浜野謙太、中村ゆり、堀部圭亮、古舘寛治、杉本哲太、薬師丸ひろ子
主題歌:back number「瞬き」(ユニバーサル シグマ)
監督:瀬々敬久
脚本:岡田惠和
音楽:村松崇継
原作:中原尚志・麻衣「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」(主婦の友社)
制作プロダクション:松竹撮影所、東京スタジオ
配給:松竹
(c)2017映画「8年越しの花嫁」製作委員会
公式サイト:8nengoshi.jp

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