中島健人、菊池風磨、マリウス葉……Sexy Zoneは今、俳優として着実に成長している

　演技力のある俳優には、天性の勘の良さがあるタイプや、外見から役をうまく作り上げていくタイプなど、さまざまなタイプがいるが、菊地の場合は、その役への理解力、そして脚本の読解力こそが、強みになっているように思う。彼なりの解釈を持ち、それを分かりやすくアウトプットすることに長けているのだ。こうした特性を活かし、メンバーの中でも、一味違った俳優として成長することを期待したい。

　少しずつ俳優として仕事の幅を広げてきたSexy Zone。若手ジャニーズのホープとして、彼らがドラマ・映画でさらに活躍する日はそう遠くないはずだ。

（文＝高橋梓）