『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』続編大ヒット中、ジェームズ・ガン監督がSNSで衝撃告白

ジェームズ・ガン監督、悩める若者にエール

 彼が映画界に身を置くのは、「物語を伝えるのが好きだから」という純粋な理由からだ。フィルムメイカーの仕事を通し、若き頃苦手としていた「人とつながること」もうまいくいくようになったらしい。そのおかげで世界中の国々の人とも触れ合うことができたと、うれしいことに日本の国名も挙げている。自身の経験から、「現在、やさしさや人と関わる心を失い、傷付いたはみだし者のように感じている人、自分自身や他人を信じられなくなっている人も、一歩ずつ学んでいける。そのような人たちは僕でもあり、きみでもある。僕たちはグルートだ」と『GotG』の名セリフを引用してエールを贈っている。

 監督のみならず、『GotG』シリーズや『ドーン・オブ・ザ・デッド』、『スクービー・ドゥ』の脚本も手掛けているガン監督。『スクービー・ドゥ』はアメリカでは1969年から続く人気長寿アニメ番組で、2002年と2004年に実写映画化された。どちらもガン監督が脚本を担当し、『GotG』シリーズでも発揮されたクスッと笑える“ガン監督節”が堪能できる。2020年に公開予定とされる『GotG』3作目の前に、オススメしたい作品だ。

■賀来比呂美
ライター/編集者。大学で映画学を専攻。海外セレブ情報誌の編集者を経て、現在、「シネマカフェ」、「Petomorrow」などで執筆。好きな監督はウェス・アンダーソン、好きなものは映画、海外ドラマ、お酒、犬猫。

■公開情報
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
全国公開中
監督:ジェームズ・ガン
製作:ケヴィン・ファイギ
出演:クリス・プラット、ゾーイ・サルダナほか
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
(c)Marvel Studios 2017
公式サイト:http://marvel.disney.co.jp/movie/gog-remix.html

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