前作から興収比16%のスピードアップ! 遂に日本でも定着した『ワイルド・スピード』人気

前作から興収比16%のスピードアップ! 遂に日本でも定着した『ワイルド・スピード』人気

 先週末に公開された邦画実写作品の期待作2作、『帝一の國』は土日2日間で動員16万6000人、興収2億1400万円で初登場4位、『無限の住人』は土日2日間で動員14万5000人、興収1億8900万円で初登場6位。いずれの作品も順位以上に動員・興収の数字で「ゴールデンウィークの3強」に大きく水をあけられている。実は、昨年の『シン・ゴジラ』の大ヒットを最後に、実写作品に関しては「洋高邦低」の傾向がかなりはっきりと表れてきていて、今年に入ってからもその傾向はさらに加速している。ここで「実写邦画の奮起に期待したい」みたいな取ってつけたような言葉で締めてもいいのだが、若い世代を中心に「やっぱり、実写映画はなんだかんだいって『ワイルド・スピード』みたいな派手でスカッとするハリウッド映画がいい」といった認識が広まっていることを実感する今日この頃である。

■宇野維正
音楽・映画ジャーナリスト。「リアルサウンド映画部」主筆。「MUSICA」「装苑」「GLOW」「NAVI CARS」ほかで批評/コラム/対談を連載中。著書『1998年の宇多田ヒカル』(新潮社)、『くるりのこと』(新潮社)。Twitter

■公開情報
『ワイルド・スピード ICE BREAK』
全国公開中
監督:F・ゲイリー・グレイ
脚本:クリス・モーガン
製作:ニール・H・モリッツ
出演:ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、クリス・リュダクリス・ブリッジズ、ナタリー・エマニュエル、エルサ・パタキー、カート・ラッセル、シャーリーズ・セロン、スコット・イーストウッド、ヘレン・ミレン
原題:「Fast & Furious 8」
(c)Universal Pictures
公式サイト:http://wildspeed-official.jp/

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