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宇野維正の興行ランキング一刀両断!

『この世界の片隅に』遂に動員100万人突破! 10週連続トップ10入り、累計200館公開の奇跡

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 先週末の動員ランキングで初登場1位となったのは『本能寺ホテル』。土日2日間の動員は16万7200人、興収は2億500万円。ちなみに、同じく製作にフジテレビが関与し、昨年1月に東宝の配給で公開された『信長協奏曲』のオープニング2日間の興収は約6億1600万円。オリジナル作品である『本能寺ホテル』と原作マンガ、及びテレビドラマのファンベースがあった『信長協奏曲』をフラットには比べられないが、ちょうど1年前に公開された歴史タイムスリップものと比較して、その3分の1以下というのは少々物足りない数字と言えるだろう。

 では、鈴木雅之監督、綾瀬はるかと堤真一の主演タッグと主要スタッフがまったく同じ顔ぶれで製作された2011年5月公開の歴史ファンタジー『プリンセス トヨトミ』(こちらはオリジナル脚本ではなく万城目学の原作)の興収はどうだっかというと、オープニング2日間で約3億600万円と、やはりこちらも『本能寺ホテル』を大きく上回っていた。『プリンセス トヨトミ』の最終興収は16.2億。『本能寺ホテル』の現実的な目標値は15億あたりになりそうだ。

 1位の『本能寺ホテル』に限らず、興行全体の数字も例年の同時期に比べて今年は低調だが、そんな中で気を吐いたのが昨年から超ロングランが続く2本のアニメ作品、『君の名は。』と『この世界の片隅に』だった。

 公開21週目に入った『君の名は。』は先週末から期間限定でスタートした、映像を新海誠監督自らがリマスタリングしたIMAXバージョンの公開も後押しして、ここにきて2位に再浮上。累計興収も232億2500万円を突破し、いよいよ国内歴代興収第3位の『アナと雪の女王』(254億80000万円)の背中が見えてきた。1月28日からは、4月に始まる北米公開を記念して、RADWIMPSが新たに英詞で再レコーディングした主題歌4曲が使用されている『君の名は。』英語字幕付き版の2週間限定公開も決定。ただでさえ観客にリピーターが多い同作だが、リピートする新たな理由が次から次へと繰り出されて、嬉しい悲鳴をあげているファンもいることだろう。

      

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