菊池風磨、中島裕翔、滝沢秀明……夏ドラマで新境地に挑むジャニーズ5選

伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)

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(c)タナカケンイチ

 藤原竜也主演のドラマ『そして誰もいなくなった』(日本テレビ系)では、Hey! Say! JUMPの伊野尾慧がミステリアスなバーテンダーを演じる。バラエティ番組のレギュラー出演や、『めざましテレビ』の木曜日レギュラーなど活躍の場を広げている伊野尾。一方、役者としては、昨年に舞台『カラフト伯父さん』で主人公を演じ、着実に役者としての経験も積んできている。インタビューでは、舞台を経験したことで「恥ずかしさがなくなり、演技が楽しくなってきた」と語っており、自身でも変化を実感しているようだ。本日7月3日に放送される『ドクターX〜外科医・大門未知子〜スペシャル』では、フィギュアスケーター役に挑戦しており、来年公開する映画『ピーチガール』の主演(山本美月とのW主演)も控えている。バーテンダー役といえば、嵐の相葉雅紀が主演したドラマ『バーテンダー』(テレビ朝日系)が印象的だが、伊野尾が出演する『そして誰もいなくなった』はミステリーで、ドラマの中で繰り広げられる事件の容疑者という一面も持つ。バーテンダーらしい二枚目の演技にも注目だが、これまで見せたことのないシリアスな表情も見られるのではないだろうか。

 新しいキャラクターを演じることは、ドラマの話題作りとして最適だが、演じる側にも相応のリスクがつきまとう。しかし、先に紹介した松本や大野、映画『ピンクとグレー』でベッドシーンに臨んだ中島裕翔、映画『グラスホッパー』で殺し屋役を演じた山田涼介などが高く評価されたように、視聴者やファンからのプレッシャーをはねのけるポテンシャルを、ジャニーズ俳優たちが持っていることはあきらかだ。春ドラマに続き、これから始まる夏ドラマでも、ジャニーズ俳優たちが話題を集めるのは間違いない。

(文=小島由女)

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