『レジェンド 狂気の美学』のエミリー・ブラウニング、自身の役柄語るインタビュー映像公開

 6月18日に公開されるトム・ハーディ主演映画『レジェンド 狂気の美学』より、ヒロイン役エミリー・ブラウニングのインタビュー映像が公開された。

 本作は、20世紀のイギリス犯罪史上もっとも有名な犯罪者と言われる、双子のギャグスター・クレイ兄弟の実話を基にしたクライムサスペンス。1960年代諸初頭のロンドンを舞台に、その頭脳と暴力で街を支配していたレジーとロンのクレイ兄弟による栄光と凋落の軌跡を描き出す。

 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のトム・ハーディが一人二役で双子のクレイ兄弟を演じるほか、『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』のエミリー・ブラウニング、『キングスマン』のタロン・エガートン、『ハリー・ポッター』シリーズのデヴィッド・シューリス、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のポール・べタニー、『マイティ・ソー/ダークワールド』のクリストファー・エクルストンらが出演する。

『レジェンド 狂気の美学』エミリー・ブラウニング インタビュー映像

 このたび公開されたのは、双子の兄レジーの恋人フランシス・シェイを演じたブラウニングのインタビュー映像。語り部としての役割も果たしているブラウニングは映像で、「監督で脚本家のブライアンは、クレイ兄弟の過激で恐ろしい人生を魅力的な物語として描き出そうとしたの。フランシスという純粋な語り手を通すのはいいアイデアだわ。それによって観客は登場人物を身近に感じるはず」と、メガホンを取ったヘルゲランド監督のアイデアを絶賛した。

 クレイ兄弟のストーリーは東ロンドンでは有名だと話すブラウニングは、「私はフランシスの直筆の手紙から情報を得たの。監督がオークションで手に入れたものよ。彼女がクレイ兄弟に宛てた2通の手紙で、1通は愛のこもった手紙だった。もう1通は2人が別れる間際のもので、憎悪の言葉が並んでいたわ」と、2通の手紙のおかげで多くを知ることができたと明かしている。

 また、ヘルゲランド監督はブラウニングの演技について、「エミリーはレジナルドだけでなくロナルドにも引けをとらない演技をする必要があった。小柄な彼女にとっては大変挑戦だったと思うが、フランシスという人物をとても深く理解し、そのキャラクターをよくつかんでいたよ」と、コメントしている。

 

■公開情報
『レジェンド 狂気の美学』
6月18日(土)より、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国ロードショー
監督・脚本:ブライアン・ヘルゲランド
出演:トム・ハーディ、エミリー・ブラウニング、タロン・エガートン、デヴィッド・シューリス、ポール・べタニー、クリストファー・エクルストン
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
2015年/イギリス/英語/131分/5.1ch/シネスコ/原題:Legend/日本語字幕:佐藤栄奈/R15+
(c)2015 STUDIOCANAL S.A. ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:http://www.legend-movie.net

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