嵐・大野智がラブコメディーに挑戦する意義は? 明治大学の名物講師に訊く

「2014年にグループ結成15周年を迎えて以降、嵐はこれまでとは違ったフェーズに入ったのではないかと思います。これまで嵐はメンバーの主演ドラマで主題歌を歌ってきましたが、2015年1月のドラマ『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』(TBS)では、同期である生田斗真さんをサポートするような形で主題歌『Sakura』を提供しました。おそらく、アイドルとして頂点を極めた彼らは、新たなことに挑戦しなければいけない段階にあるのだと思います。相葉雅紀さんは2015年4月のドラマ『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ)でストーカーに立ち向かう青年を演じ、役者として新境地を開きましたが、今回大野さんがラブコメディーに挑むのも、新しい嵐を象徴する事象のひとつなのかもしれません」

 大野智のコメディー路線は果たしてどう評価されるのか。4月の放送を楽しみに待ちたい。

(文=松下博夫)

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「国内ドラマシーン分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる