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宇野維正の興行ランキング一刀両断!

メディアミックス映画の最終形態!? 『図書館戦争 THE LAST MISSION』が初登場1位

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 3連休となった先週末の動員ランキングで初登場1位となったのは、岡田准一主演の『図書館戦争 THE LAST MISSION』。土日2日間で動員24万6395人、興収3億2946万2700円という成績は、2年半前の前作『図書館戦争』から動員で150.1%、興収で152.0%と大幅にアップしたもの。続編作品としては理想的な展開となった。

 有川浩原作の『図書館戦争』は、今から約10年前の2006年2月にメディアワークス(アスキーと合併した後、現在はKADOKAWA傘下のブランドカンパニー)から最初のシリーズが刊行された、いわゆる「ラノベ」作品。

 その後、第2巻『図書館内乱』作中のエピソードを発展させたスピンオフとして、有川浩自身による恋愛小説『レインツリーの国』が新潮社から刊行。これは2007年にNHK FMでラジオドラマ化され、今年11月にはショーゲート配給、Kis-My-Ft2の玉森裕太、西内まりや主演で、同名の映画化作品の公開も控えている。

 2008年に再びスピンオフ小説『別冊 図書館戦争』を刊行(全2巻)。それと並行して、2007年から白泉社の少女漫画雑誌『LaLa』でコミック版『図書館戦争 LOVE&WAR』の連載がスタート。コミック版は2014年に一回完結(単行本全15巻)した後、現在も『図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編』として連載が続いている。また、2007年にはそれとは別のスピンオフ・コミック作品『図書館戦争 SPITFIRE!』の連載が『月刊コミック電撃大王』で開始されたものの、こちらは中断された(単行本全1巻)。

 まだまだ続きますよ。

 2008年にはフジテレビ系の深夜アニメ、ノイタミナ枠で『図書館戦争』としてテレビアニメ化(全12話)。そして、2012年にはテレビアニメとほぼ同じスタッフで角川映画配給の劇場アニメとして『図書館戦争 革命のつばさ』が公開。2008年、2012年にはそれぞれ連動してWEBラジオ『関東図書基地 広報課』も配信された。

      

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